スカートの中(200文字小説)
200文字小説です。
あっさりと終わります。
「知りたいんでしょ、スカートの中。いいよ」
俺はスカートの裾を摘んで、そっと中に手を入れる。
すべすべとした部分が指を包み込む。
「こんな感じなんだ」
敏感な部分をなぞる。
ヒダになっている部分が指先に触れた。
「あんまり乱暴にしないで。壊れちゃう」
「でもよくわからないんだ。じっくり見たい」
ハンガーにかかった仮縫いのスカートをめくって裏地や縫製を見る。
学べるものは学んで、俺は世界的な服飾デザイナーになるんだ。
エッチくないよ!