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【詩集】Shangri-La

陽炎を見つめていた

作者:野鶴善明

 あせっていたんだ
 どれだけキスしても
 抱きしめあっても
 さみしさを満たしきれなくて

 君の心の扉の向こうに
 もう一枚ドアがあるようで
 ノックしてみたところで
 応えてくれない君がいた

  手をさしのべても
  指のあいだから
  すりぬける愛
  嘘によく似た夢

 ふたりの想い出は
 せつない陽射しばかり
 増えていった
 この手につかめない
 陽炎を見つめていた


 手をつなぎたいのは
 心をつなぎたいから
 生きる喜びや悲しみを
 わかちあいたいから

 いくら寄りそっても
 消えないさみしさに
 君が気づいてしまいそうで
 僕はこわかったんだ

  愛の意味
  君と探したかった
  しあわせの雲
  追いかけたかった

 やりきれない陽射し
 恋の影につまづいて
 離れていった心
 叫んでも届かない
 陽炎を見つめていた


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