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しるし3(詩集)

縞々の月

作者:さゆみ



月が綺麗だ

灰色の雲に覆われて
澄むことなく濁ってしまった
月が綺麗だ

肩を落として
小刻みに震えて
小さく脆く丸まってしまった
そんな君が綺麗だ

雨と雨の狭間の
なまあたたかい風
不安ばかり撒き散らす
憂うつな木の葉張り付く夜道
前にも後ろにも帰れない
行き着く果てをただ
ただ、君は流されている

孤独を愛して
孤独に見放されて
寂しさを慕ってみれば
寂しさを掴むことができなくて
安らぎの場所を知らない、求めない

正しさを自ら固定したのなら
優しさはクレーターに(うずくま)
雲に巻き付かれてしまった
君は綺麗だ
輝くことばかりが美しいなんて限らない
黒雲に消し去られていった

月が綺麗だ








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