第3話 スーパードライブ!
この話はフィクションであり実際の話、人物とは関係ありません。
車を運転する際は交通ルールを守り、安全運転で行きましょう。
友子「チューニングと整備はぜひ!松谷オートへ!今なら無料でタイヤ交換とオイルチェック、やってます!」
友子「3、2、1、ゴー!」
ブォォォォォォ!
先行したのは翔子の180SX。
翔子「行こう!ワンエイティ!おれたちに勝てるFRスポーツはいないからね!」
ブォォォォ!
哲也「速い、やっぱりRBは速い!」
哲也「2リッターのワンエイティにRBを載っけているし軽量化も結構してある!」
哲也「でも、どうしてだろう...?いつもよりエンジンの回転が早いし、しかもブレーキもいつもより良く効く...!」
ギャァァァァァァ!
哲也「おまけに、足がとてもいい感じになってる!」
哲也「よし、これなら行ける!」
その頃、頂上では。
全員「えぇ!クロスミッション!」
友子「そう、実はハチロクを預かってから手紙が来てね、すぐにうちのショップのパーツを取り付けたの、美紀に手伝ってもら
ってね。」
美紀「同じハチロク乗りとして手伝ったよ。」
千佳「他にはどんなチューンをしたの?」
友子「足回りをスプリングを両方替えてブレーキキャリパーはブレンボ、パッドはDspeedのやつで、コンピュータを替えたよ。」
麻理「他には?」
友子「後はセッティングかな、バネレートを変えてトルクをちょっと太らした。」
友子「後は、あのハチロクをてっちゃんが乗りこなせるかどうか...!」
推奨BGM@LOVE KILLER NANDO
ハチロクは一気に180SXの後ろに張り付く!
翔子「なに!離れない!それより!着いてくる!そんなバカな!」
---第3コーナーにて---
ハチロクと180SXがコーナーに入ってきた!
モブ「おお!あの大崎翔子に着いていってるぞ!」
モブ2「こりゃあどっちが勝つかわからねえな!」
そしてバトルは続く!
---第8コーナにてー---
そこには一台の71クレスタとビデオカメラを持った一人の少女が...
?「来た!」
少女はビデオカメラを回した。
ギャァァァァ
?「一向にハチロクが180SXから離れていかない...」
?「これならあの子の相手に不足はなさそう...」
ブォォォォ!ヒュルル!
翔子「速い!着いてくる!」
---そして通称SAKURA ZONEと呼ばれるコーナーにて---
ヒマワリ「姉ちゃん帰ろうぜー暇だし。」
サクラ「まあまて、もうすぐ来るからな。」
ブォォォォ!
サクラ「来た...!」
推奨@BGM WHEN THE GOES DOWN KEN BRAST
哲也「さてと、ここで行くか。」
翔子「走りが変わった!何が起きるの!」
翔子「相手はきっとインに入る...、いくよワンエイティ!おれ達の走りを見せようよ。」
ギャァァァァ!
ヒマワリ「すっげー!」
サクラ「あのハチロク...」
ヒマワリ「姉ちゃん?」
サクラ「あのハチロクが勝つ...俺には解る...」
ヒマワリ「えぇ!?初めて見ただけで!?」
サクラ「ああ...俺には解るんだよ...」
---そして最終5連続ヘアピン---
ブォォォォ!
哲也「よし、五連続ヘアピンだ!」
翔子「五連続ヘアピン...絶対に勝つ!」
ギャァァァァ!
翔子は一歩も退かない!
哲也「最終コーナー、ここだ!」
ウォン!
180SXはアウトに行く!
翔子「しまった!」
ギャァァァァ
最終コーナーに二台は突入!
哲也「いくぞ、ハチロク!曲がってくれ!」
翔子「イケイケイケイケェーッ!」
しかし翔子の180SXは突っ込みすぎオーバースピードで膨らみ...
翔子「はっ!突っ込みすぎた!」
そのすきを見て哲也は...
哲也「イケェーハチロク!!」
ギャァァァァ!
ハチロクはその間に突っ込みコーナーをクリアした!
翔子「そん...な、ハチロクに...!?」
ゴール地点
モブ「来たーー!ハチロクが勝ったーー!」
哲也「ヨッシャアアアアア!!!!」
その後...
哲也「いやー、勝った勝った!」
麻理「てっちゃん、おめでとう!」
友子「やっぱりてっちゃんは、速い!」
翔子「ちょっといいか?」
哲也「ん、なに?」
翔子「どうして、あのコーナーを軽々と曲がったんだ?」
哲也「それはね、タイミングよくブレーキを踏んでからハンドルを全開で回して、カウンターを切っているからだよ。」
翔子「えっ、そうなのか!?」
哲也「翔子ちゃん、君はもっと速くなるよ、これからも練習がんばってね。」
翔子「そうか...今日はありがとうな!」
哲也「よし、じゃあ帰ろうか!」
全員「わかったー!」
ガチャ、バタン。
全員は車に乗り込む。
智「よう、大崎。」
翔子「あっ、智姉さん!」
智「お疲れさん、どうだった?」
翔子「やりあった結果、負けちゃいました。」
智「そうか、残念だったな。」
翔子「でも不思議ですよね、あんな外見ドノーマルのハチロクがあんな速いなんて。」
智「それはな大崎、ドライバーが上手いからだよ。」
翔子「そうですよね、おれももっと練習して、速くなります。」
---そして、哲也のハチロクの中---
ブォォォォォォ
ハチロクはいい感じに走っている。
麻理「ねえ、てっちゃん。」
哲也「ん?なんだい?」
麻理「ちょっとサービスエリアで休憩しない?」
哲也「うん、いいよ。」
---そして上里サービスエリアにて---
美紀「じゃあ、トイレに行ってくるからー。」
絵理「あっ待って、アタシも行くー。」
哲也「おう、行ってらっしゃい。」
そこに麻理が来て...
麻理「てっちゃん。」
哲也「なに?」
麻理「てっちゃんは、今日勝てて嬉しかった?」
哲也「うん、嬉しかったよ。」
麻理「てっちゃん...どうしてハチロクを買おうと思ったの?」
麻理は哲也に聞いた。
哲也「それはね。帰りの車の中で話すからね。」
---そして、サービスエリアを出てすぐ---
哲也「この車を買おうと思ったわけはね、かっこよさかな。」
麻理「え、かっこいいから?」
哲也「うん、走り屋になる前にいろんな欲しい車があったんだ。」
麻理「どんな車?」
哲也「たとえばね、31ZやAW、ランタボやXX、後は...R31やアコードクーペ。」
哲也は言った。
麻理「リトラの車多いね。じゃあなんでこの中にないハチロクを?」
哲也「それはね、いろいろ当時の動画を動画サイトで見たときにね...」
車買う前の哲也「おお!このハッチバックのスポーツクーペかっこいいなぁ!」
哲也「で、松谷の店の中古車の所で安く売ってたんだ。」
哲也「松谷ぃー、これコレいくら?」
まだ売り子の友子「このトレノはね、60万円、足とかチューンはまだやってないからこの価格はお勧めだよ!」
哲也「おお!これコレにする!」
哲也「そしてね、工具を貸しもらってパーツを付けたり、オールペイントしたりしてね...」
友子「てっちゃん、この車高調タダであげるからセットしてテストしてくれる?」
走り屋一年生の哲也「ああ、いいよ。」
哲也「松谷はやさしくてパーツをくれたりしたんだ。」
麻理「そのかわり、パーツのテストをしたわけだね。」
哲也「そうだよ。その時はうれしくてひたすら横浜峠を走りこんだんだ!」
ギァァァァァァ!
哲也「いい感じに曲がってくれる!このパーツいいなぁ!」
麻理「そこからてっちゃんのハチロクライフが始まったんだね。」
哲也「うん。結構アクセルを踏めば加速していくし、ハンドリングも素直だったよ。」
麻理「うーん...何だか眠くなってきちゃった。」
哲也「寝ていいよ。」
麻理「う...ん...ありがとう、てっちゃん。」スピー
哲也「寝るの早いなぁ。」
ブォォォォォォォォ
---そのころ横浜上郷峠---
?「どう?このハチロク。」
??「うん、なかなかいい走りをしてるよ。」
そこにはさっきの少女ともう一人の少女がいた。
??「で、どこのハチロクなの?」
?「近くにある横浜峠のハチロクだよ。」
??「年が明けてしばらくしたら、バトルしに行こうか。」
?「ええ!賛成!」
??「横浜峠最速の走り屋...植本哲也。」
??「このアタシのAW11で勝ちに行く...!」
終
作者「メリークリスマース。」
哲也「おい!もう5日くらいたってるよ!」
作者「ごめんごめん、実はクリスマスに投稿しようとしたけど、忙しくてね。」
麻理「第4話はきっと...年明けかなぁ...」
作者「なるべく早く上げます!もう少し時間をください!」
友子「というわけで次回!走り屋達の夢!第4話、走り屋に憧れる子!お楽しみに!」
全員「それでは、良いお年を~!」