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掌編小説集9 (401話~450話)

便利な時代

作者: 蹴沢缶九郎

朝、目覚めた男は、枕元に置いてある数個の内の一つのリモコンを手に取り、エアコンの電源を入れた。次に男は、別のリモコンを手に取ると、テレビを付けた。ニュースで昨日起こった事件を確認しながら、慣れた手付きでまたまた別のリモコンを取り、自動カーテンを開けた。

ふと空腹を感じた男は、四つ目のリモコンのボタンを押し、壁の一部が開いて現れたコーヒーやトーストといった簡単な朝食を食べる。

それからしばらくして、枕元に置いてある五つ目のリモコンが自動で作動し、リモコンに操作された男は、リモコンの電池代を稼ぐ為、会社へと出勤していった。

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― 新着の感想 ―
[一言] 朝、目が覚めた男は枕元を探ったが妖怪リモコン隠しによりすべてのリモコンが隠されたあとだった…。 よくリモコンを失くす身としてはこんなバッドエンドが訪れそうで怖いですw
2017/08/18 11:40 退会済み
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