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Silver Girl 作者:秋保千代子
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9/9

その後

幾つもの桧皮葺の建物が渡廊で複雑に繋がれている。
その迷路のような廊下を、政木は迷いなく進んでいく。
常日頃無表情な男だが、今はとてつもなく機嫌が悪い。
そのピリピリした空気に、すれ違う者が皆、ぎょっとして道を譲ってくれる。
庭では蝉時雨。
そのやかましさと鬱陶しさに、さらに政木の顔が歪む。
「…暑い」
呟いて、顎を伝う汗を拭った。
それから。
「主上も… 暑い上に、いろいろと難題が多いから、逃げたくなる気持ちも分かるんだが」
実行されて、その度に迷惑を被るのは周りの人間だ。
自分は勿論。
「セナ殿も… 困るだろうに」 
ぶつぶつ言いながら行き着いた先は、宮殿の中でも一番新しい建物で、まだ木の匂いが濃いところだ。
廊下との境に下がる御簾も新しく。
部屋内から聞こえてくる賑やかな声も若い女子のものばかりだった。
「頑張って、もうちょっと!」
「踏ん張るだよ!」
「頑張れ~、頑張れ~」
「…あー、ダメかぁ」
盛大な溜め息。
それから、笑い声。
政木は一瞬躊躇った。
だが、すぐに。
「なかなか… 立てぬものなのだな」
一つだけ混じっていた男の声に、目を細め。
大袈裟な溜め息を吐いた。
「主上… セナ殿。入りますよ」
すると、部屋内のざわめきが止まる。
「…政木様?」
名を呼んでくれたその声はこの棟の主の声だった。だから、政木は迷いなく。
「失礼します」
御簾を捲り、中に踏み込んだ。
その瞬間、頬を撫でた涼しい風にほっと一息吐く。
日の当たらない部屋の中はさほど暑くなく、吹き抜ける風は肌に心地よかった。
そんな部屋の中には、若い女子が10人ほど。
夏の花の色の衣に包まれた彼女たちは、ぐるりと輪になって座っていて。
その真ん中には四つ這いの赤子。
「…何をなさっているのです?」
思わず疑問が口をつく。
すると、真正面、部屋の奥側に座る娘――この新しい棟の主で、王の一番新しい妃であるセナが笑った。
「宮様がもうすぐで立ちそうなのよ」
そう言って両腕を伸ばすと、赤子は迷わずそこに向かって這っていった。
それから、小さい手で腕を掴み、ふんふん言いながら立ち上がる。
「ほら、こうやって掴まり立ちならできるんだけど。何もないところに一人でってのができなくて」
「…そうですか」
政木は頷き、見下ろすと。
よたよた立つ赤子と目が合った。
そのまま、赤子はぎろと睨んでくる。
「…どなたに似たら、そんな顔になるのやら」
思わず零す。
すると、女子達はくすくす笑い。
「…悪人ヅラかのように言うな」
部屋の奥から、声がかかる。
セナの座る位置よりさらに奥へと向けば、そこには。
「やっと見つけましたよ、主上」
政木の探し人――日代宮の主、国の王がいた。
「やはり、セナ殿のところでしたね」
そう言って、赤子に腕をとられた娘――幼く見えても、既に十分な穏やかさと大らかさに包まれた女に身向く。
「何か問題が発生するとすぐに、主上は貴女のところに逃げる」
政木が言うと、セナは何度も瞬いてから。
「主上?」
振り返った。
「こちらに見えた時、もう今日のお仕事は終わったとおっしゃってませんでしたか?」
「ああ、言ったぞ」
王は尊大に頷く。
セナは僅かに眉を寄せた。
「でも… 政木様がこう言って捜しにくるというのは…」
王は、グッと唇を突き出し、そっぽを向いた。
「終わってなかったのですね」
女子達の間から忍び笑いが漏れる。
溜め息をついたセナが、赤子を膝から下ろすと、膝立ちで王に寄った。
「さあ、早くお戻り下さい。政木様だけでなく、ほかの皆様もお困りになってしまいます」
「少しぐらい困らせても良かろうに」
「そんな言ってたら、少しが少しでなくなりますよ?」
早く早くとセナが袖を引く。
盛大な溜め息が響いた後。
王は、いかにも渋々といった風情で立ち上がった。
「…戻る」
「はい、そうなさってください」
「またすぐにここに戻るからな」
ツカツカと部屋を横切り、御簾を捲り上げてから、振り返る。
「…父が戻ってくるまで立つでないぞ」
赤子にビシッと指先を向けて、真剣な表情で言う。
女子達が笑い、セナも笑う。
「もうすぐ立てそうなんですよ」
「いや、駄目だ。私が、父が見ている前で立て。これは命令だ」
「…子どもにいうセリフですか」
政木はじとりと見遣ったが、王はむすっとした表情のままだった。
「ほら、宮様。お父様にいってらっしゃいませって」」
セナが取り成すように笑い、赤子の手を取って立ち上がらせる。
その手をひょこひょこと王に振って見せると、ようやく。
王は廊下を歩んで行った。
いってらっしゃいませ、というセナの声が響く。
その後に付こうとして。
「政木様」
呼び止められた。
眉を顰めて振り向くと、セナが立ち上がって寄ってきた。
「ごめんなさい」
「…何がですか?」
政木は首を傾げた。
すると、セナは眉を下げて。
「最近、主上が仕事を抜けてこちらに見えることが多いから…」
言った。
「宮様――子どもを可愛がってくださるのは嬉しいんですけど」
瞬いて。
政木は部屋の中を見た。
女子達の輪は解れ、皆、掃除だの何だのと立ち回っている。
その合間を縫って、赤子は這っていた。
「子どもを可愛がる――ですか」
政木は、それは意外だ、と目を見張った。
セナは、しゅんと項垂れた。
「本当にごめんなさい。ここに楽しみがあるから、お仕事に集中してくださらないんですものね」
「…間違いなく」
政木は苦笑した。セナはため息を吐いた。
「政木様にもご迷惑をかけて… 本当にごめんなさい」
「いや… あなたも苦労するでしょう」
思わず、笑いかける。
「考えようによっては良いことです。あの方が普通の子煩悩な父親になった姿は初めて見ましたから」
そう言って。あ、と政木は口の中だけで呟いた。
「初めて――ですね」
「…何が、ですか?」
「いいえ、独り言です」
きょとんとするセナにもう一度笑いかけ、頭を下げる。
「なるべく早く切りあげられるよう、主上を急かしてきます。だから、お待ちください、吾君」
それから踵を返す。
行くと、廊下の途中で王がぶすっとした表情で立っていた。
「何を話していた」
「…愚痴です」
答えると拳が飛んできて。政木はすっと避けた。
「あまりセナ殿の心労を増やしませんよう。ただでさえ、悋気のきつい皇后にあれやこれや言われて苦労なさっているんです」
「知っている」
王はずんずんと歩んで行き。
政木も速足で追った。
「その原因の一つは、あなたがセナ殿をおとなう回数が一番多いからですよ」
「仕方あるまい。あれの場所が一番落ち着く」
「そうでしょうとも。非常に楽しそうにしてらっしゃいます」
思わず笑うと。
王が立ち止まらずに振り返ってきた。
「…お前は、私とあれのやり取りをどれだけ盗み見ているのだ?」
「…最初からずっと、ですが、何か?」
「……訊いた私が馬鹿だった」
はあ、とため息をついて、また王は前を向き。
政木はその背に言った。
「…だから、尚更、俺はあの方を護ることに心を砕いています。もちろん、宮についても」
微かに笑って。
「宮は今後、望まなくとも後継争いに巻き込まれていくでしょうね。一番の寵妃の子、ともなれば担ぎ出されていくでしょう。そうなった時に備えて、武術も何でも、お教えするつもりでおります」
すると。
今度は足を止めて、王は振り返った。
「…あれを護るためには、宮に力をつけさせるべき、か」
「そうです」
はあ、と溜め息が響く。
「では、まずは一刻も早く立ち上がってもらうことだな」
王は、顎に手を添えて宙を仰いだ。
「その姿を実現するためには、戻るしかないな」
政木は一瞬だけ笑い。
すっと、表情を消した。
「では。一刻も早くお役目を早く終わらせてください。皆、手ぐすね引いて待っております故」
一際大きい溜め息が響く。
政木はその背をぐいと押した。
「さあ、早く!」
「分かった、分かった」
速足で廊下を歩き出す。
背と顎を汗が流れていった。

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