第45章〜別れの朝〜
人は想像を絶する衝撃を受けると
人としての全ての機能が停止すると知った。
感情が凍るのでは無く、そのものが無くなると知った。
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アオイに苦渋の提案をした翌日。
俺はいつも決まった時間での おはよう メールは送らずにいた。
別離のメール…。
送ろう…そう決めていたのに。
営業途中、9時をまわった頃に俺はようやく、既に打ち込み済み
の、そのメールを送信した。
「アオイちゃん。今まで有り難う。
俺の願いは一つ、これからの人生、笑顔で幸せな日々を
過ごして欲しい。
これからは、お互いビジネス。二人でより良い商品を
創っていきましょうね。」
確か。。。こんなメールを送信したと思う。
それから数分…。
アオイからの返信には、信じられない出来事が書かれていた。
「ス☆キップさん…。もう、彼との事は無くなりました。
彼は最低です!でも私も最低です…。
私…一睡もしてません。今日、学校も行けません」
アオイに 男と女 としての最後のメールを送り、意気消沈
ぼんやりと歩いていた俺に届いた彼女からのメール。
?????。
俺は 別れ を決意したばかりのアオイへとすぐに電話していた。
「アオイちゃん。どうしたの?何があった?」
その問いに答えたアオイの言葉は
俺の想像を絶する、理解を超えた、信じられない言葉が
次々と俺をなぶり続けた。
俺の思考は一時停止し、壊れた。
そして。
その機能は無感情になる事で、俺の理性を守っていた。
衝撃!まさに。
アオイは怒ったような口調で、それでいて半分泣きじゃくり
ながら、暫定カレシ である俺に残酷な告白と自分への懺悔を
まくし立てていた。
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