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ミスコンのビラまきにいきなり遅刻のユウ。そこに一人の美少女が……
第75話 スケスケ美少女!?
「……おめ、また遅刻だだか? これだで東京モンはルーズって言われるだわ」
 あーあ、と心底失望の目を向けるバンダナ。
「ご、ごめんよ、木村クン……」
 何もそこまで……と思いながらも何も反論できないユウ。
「ま、いーだ。おめも担当のとこのビラ、配るだぞ、ユウ」
「は、はいっ、がんばりますっっ」
 ビラの束を受け取りながら、ユウは腰をかがめて頭を下げた。
 改めてビラに目を移し、ユウはゴクッと唾を飲み込んだ。
 そこに印刷されていたのは、ティアラを戴き、はにかんだような笑みを浮かべる水着姿の舞の写真だった。
(ミスコン、去年は舞さんが優勝したんだよな……もしかして、今年も……)
 でも、本当にきれいだあね、舞さん……
 ユウは思わず目を細めた。
 やっぱ僕、初めて会った時から舞さんのこと……
 その切なさが逆に胸に心地よくて、ユウは思わず涙をこぼしそうになった。
 その時だった。
「なんやねんな、『ミス上大コンテスト』? アホとちゃうのんか、これ?」
 掲示板に貼り出されたビラをむしりとる音―――
 ユウは思わず固まった。
「うっわあー、おまけにこんなんが去年のミス上大なんかー、バリしょぼいわ、コレー……」
「そ、そんな……!」
 ユウが振り向こうとしたその時だった。
「あ、そや。ちょっとええどすか、お兄さん?」
「は、はひ?」
 突然の質問―――ユウは改めて身構えた。
「上大オペラシティってどこですのん?」
 サラサラの栗毛なびかせながら、サングラス越しにユウの顔を見つめる全身シースルー・ファッションの美少女―――腰に取っ手をかけてコロコロの旅行トランクをひきながら。
「このあたりにあるのとちゃいますか? オペラシティ」
「……は、はい。そ、そのぉですねえ……」
 うわー、おっぱいまでスケスケー……
 ユウは目のやり場に困って赤面した。
 だって、上下の下着はもちろん、乳首まで透けて……
 それにきれいな栗毛の先をレゲエの人みたいにねじって紐みたいに垂らしてるし、スラリとした右足には包帯が巻いてあって……
 かわいいけど、どんな人なの、この人!?
 ユウは思わず唾を飲み込んだ。
 でも、同時にユウは確かに感じていた。
 
 彼女が連れてきた風―――それは、舞と同じ匂いがした……

                                   第75話 終


お知らせです☆
今後の予定ですけども、どういった形であれ、一月中には終わる予定なんです、このお話。
はてさて、どんなんになっちゃうのか、けっこうショッキングかも。
そんなわけで、人間精神の自由な表現をさして芸術と呼び、小説もまた芸術の一分野であるならばという前提のもとに、ブログに文学観をあらわしてみました☆
こんな最悪な小説の作者の文学観って何だ!?
そう思った人はとりあえずURLからどうぞ<(_ _)> 
文学にまつわるお話の第一回が読めるから。
URL→ http://risako-novels.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-12fa.html
おっぱい丸見え美少女の挑発的な言動。でも、舞と同じ何かを感じて……
りさこの公式ブログです☆ 気になるお話、いっぱいです♪
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写真集〜「恋ひな」「恋ピア」 小説の舞台となった諏訪市の写真集です☆
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