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強烈すぎる媚薬の効果に、早くも暴走中の千佳……舞の貞操は……?
第7話 舞ちゃんのこと、知りたいな
 か……っ、かわいすぎる……!

 テーブルに突っ伏して、切ない吐息に胸を上下させる舞を見て、次第に上気してゆく千佳の顔。
 全身が汗ばみ、皮膚にうっすらと赤みがさす。
 その荒い息づかい―――
 ち……千佳?
 舞は級友の異変に気づき、かすかに首をもちあげた。
 や、やだ……千佳の……ぬ、濡れてる……
 気づかないふりをして顔を伏せる舞。
 ドキドキ……
 千佳が背後から身を寄せる。
 髪の感触にさえ敏感になる―――なんだろう、この感覚?
「ねぇ、舞ちゃん」
 千佳は豊満な胸を押しつけると、顔を背けようとした舞をそのままベッドに押し倒した。
「舞ちゃんは、好きな人っているら?」
 襟元で肘を交差させ、あらがおうとする舞の上に、両手を広げた千佳が覆いかぶさる。
「え……うち、そんなん、いてない……」
 舞はつとめて千佳を見るまいとして、目を背けた。
「あ……そや、私、タンホイザーの続き書きたいから、ちょっ……そこ、どいてくれへん?」
「タンボイヤーなんて、どうでもいいずら?」
「あっっ」
 千佳は舞の指をしっかりと握った。
 指と指をからみあわせ、互いの手を組むようにして―――
「ねぇ、舞ちゃん」
 そのままの姿勢で、千佳はなまめかしく首をもたげて言った。
「舞ちゃんみたいな子にも、性欲ってあるのぉ?」
 思わず身を反らせ、舞は壁際まで後ずさって背をつける。
 そのビスクドールのような肌が、みるみる紅潮してゆく。
「そりゃァ、あるら? 人間だもんねぇ? えっ、もしかして、ないの?」
 言いながら、千佳はプチプチと舞のボタンを外してゆく。
「ち……千佳……うち、ホンマにタンホイザーの課題が……」
 許しを請うような舞の声。
 でも、なぜか逆らえなくて―――私、おかしくなってる!
「ほーけ、ほーけ、タンホイザーだかちゅーんは、これけ?」(← なぜか浜松弁)
 舞のレポートを手に、千佳はそれをピラピラと振ってみせた。
「か……返してや、千佳ぁーっ」
 舞は四つんばいのまま、レポートに右手を伸ばした。
「あーら、舞ちゃん? 胸、はだけてるだよ?」
「えっ!?」
「スキありぃぃーっ!!」
「きゃあーっ!?」
 千佳は舞の脚に飛びかかり、そのままパジャマの下を剥ぎ取った。
「パンチラーっ」
 それはスポッときれいに脱げた。
「ち……千佳!?」
 舞はその場にへなへなと座り込んだ。
「なに恥ずかしがってるだ? 女同士じゃん?」
 千佳の舞を見る目がおかしかった。
「それとも舞ちゃん、とてもじゃないけど、人には見せられないほど恥ずかしーコトになってるんかやぁ、舞ちゃんのア・ソ・コ♪」
「ち……違……」
 舞は思わず膝頭を合わせようとした。
「舞ちゃんと私の仲ずら? かくす必要なんてないだよんっ」
 千佳は舞の首に腕をかけて抱きついた。
「親友なんだで、もっといろいろ舞ちゃんのコト、知りたいな」
 千佳は、そのまま舞の羽織っていたパジャマの上を、肩から脱がせた。
「えっ……な……何を知りたいん?」
 
 何も考えることができず、舞は訊かれるがままに受け答えするのが精一杯だった。

                                      第7話 終
このまま勢いでいっちゃいかねない千佳。私はそんなの嫌!!
次回、女子寮へと疾駆するバンダナの愛車Z2。
うぶなユウに事前に性教育するバンダナですが……(余計なお節介ですよね、そういうのって)。
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