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今回から新展開です。どうでもな決闘も終わり、いよいよヌード撮影初日です……!
第45話 約束したのにっ……!
 翌朝、上諏訪(かみすわ)大学にて……

「ほう、ユウ! おせーだぞ! 飛んでこぉ、飛んでぇ!!」
 バンダナの怒声が講堂前のロビーに響く。
「ったく、これだで社会性がないって言われるだわ、あーあ」
 バンダナは消しかけた煙草をもう一度ふかしながら嘆息した。
「あのねえ、昨日の夜、キミが全然帰らなかったせーでしょっっ!? ボクねえ、ホントはねえ、眠いんだぁね!?」
 クマのできた目を向けるユウにおかまいなく、バンダナはくわえていたものを灰皿に押し当てると、おもむろに立ち上がった。
「ま、いーだ。いくだぞ、ユウ」
「は……はいっ、木村クン」
 バンダナに肩をつかまれ、結局うやむやのままに行動をともにするユウ……。
 連れだってヌード撮影会の説明会場―――講堂へと向かう二人。
 まだ現実感をもてずにいるユウに対し、いつもの調子で冗談を飛ばすバンダナ。
 とりあえずここは木村クンに任せておけば大丈夫……かな?
 どこまでもバンダナ頼みのユウだった。
 重厚な臙脂の防音扉の前に立ち、改めて身なりを整える二人。
 いよいよこれから……
 そう思うと、ユウの胸はやにわに早鐘を打ち始めた。
「よっしゃ、いくだぞ、ユウ」
 バンダナの言葉に、ユウは目で頷いた。
 ゴクッ……
「女子大生のみなさま、大変長らくお待たせいたしましたあっっ」
 バンダナは勢いよく講堂の扉を開け放った。
 そこに広がっていた想像を絶する光景―――
「……だ、誰もいねぇ」
 引きつった顔でプルプルとふるえるバンダナ。
「へ……部屋、ちがうんじゃないの、木村クン!?」
 ガランとした席とバンダナを交互に見ながら、おたおたするばかりのユウ。
「……ちがわないだよ、ユウくん」
 中央の演壇から声がする。
 メ、メガネくん!?
「メ、メガネ、これは一体どーゆーことだだ!?」
 バンダナが詰め寄る。
「ヌード写真集の約束だなんて、そんな酒の席での言葉を真に受けるほうがおかしーだよ!! これだから常識ない人は!!」
 バコッ
 バンダナはメガネの頭にゲンコツを食らわせた。
 なすすべもなく、うつ伏せに教卓にのめりこむメガネ……
「そんなっ、みんな約束したのに……だのにっっ!?」
 メガネに背を向け、バンダナは黒板に向かって号泣した。
 バンダナ……意外とだまされやすい奴……
 ユウはそんなバンダナの背中を複雑な心境で見つめていた。
 その時だった。
「なんだよ。せっかく来たのに、誰もいねーじゃん」
 中央の大階段にコツコツと靴音が響いた。
 だ、誰!?
 ユウとメガネは声のするほうを振り向いた。
 彼らの目に映ったのは、首から医学部のIDカードをぶらさげた白衣の男子学生の姿―――
「はぁっ、(はた)先輩!? お、おつかれさまです!!」
 いきなり最敬礼のメガネくん。

 こ、この人、いったい誰なの……?

                                     第45話 終


「ピア恋」からブログへお越しの方、いつもありがとうございます<(_ _)>
地道にギャラリーに小説原画を追加しているので、ぜひご覧くださいね。
リンクは欄外に貼ってありますけど、携帯画面からはどう見えるのか知らないの、私……
適当に探してみてね……
世の中、そんなに甘くない……女性軍にまんまと一杯食わされたバンダナでした☆
次回、あきらめかけていたバンダナに、再びヌードの希望が……!?

【りさこの私信】
HALLOさん、こんにちは☆ ユウ、またヘタレに逆戻り……み、見捨てないで……
りさこの公式ブログです☆ 気になるお話、いっぱいです♪
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写真集〜「恋ひな」「恋ピア」 小説の舞台となった諏訪市の写真集です☆
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