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黒姫の魔導書 作者:てんてん

第5章 祭りと騒ぎとその後と

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第08話 未来への一手

 レネの機嫌も直った頃、セリエナはそろそろ誰か応募してきたかと考えて事務局へと訪れていた。

「はい? 今年はもう居ない?」

「はい。手伝いでの参加を申し込んでいた者は全員希望の班に行きました。後はこれから申し込みがあればですが、例年から言いますとまず無いと思います」

 女性事務員の説明にセリエナは聞き返し、事務員も申し訳なさそうに繰り返した。

「いつもですと開催前日まで決められない者も居るのですが、今年は引っ張りにきた班がありまして……。一門引き連れての初参加ですから、かなり力を入れて取り組むつもりなのでしょう」

「ああ……、分かりました。ありがとうございます」

 事務員が言わないことに察しが付いたセリエナは礼を言って事務局を後にした。

「本当に何を考えているのか……。巻き込まないでほしいです」

 きっとルトリスに対抗しようとしているに違いないと思いながら、急いでレネの部屋に向かう。まさかセリエナとアイリスの邂逅が発端だとは分かるはずもなかった。




「……だそうです。どうしましょう」

「困ったね……」

『困ったな……』

 三人は揃って頭を抱え唸り始めた。その脇では変わらないシャンティナが苺ショートケーキを食べている。現在ジンレイは先生として出かけているので、作っておいた本物である。そのため打ち合わせも寮にあるレネの部屋で行われていた。

『ううむ、せめてあと三人は欲しかったのだが。焼き蛸は片手間に出来るかもしれないが、不思議なおやつは無理だ。その他に各店舗の調整にひとり、何かのときに自由に動けるものひとりだな。問題はこれでも休憩できないことか。店舗数を減らすか?』

「うーん、せっかくすると決めたからできればやりたい。決めるのは間に合わなくなってからにしては駄目?」

『構わない。ではそれは最後の手段としておこう。こうなると予算枠を拡大しないと駄目だな。材料採取の分量に売却分も入れるか』

「とりあえず、余りの魔食樹を売って当座の資金にしましょう」

 色々検討した結果、当初予算では間に合わなくなったためその代替案として材料集めで穴埋めすることになり、時間がかなりとられてしまうことになった。

『これは参った。もう少し余裕があるはずだったのだが』

「術式の調整間に合うかなぁ……」

 レネは採取の他にも魔法具への術式の封入や、その他に宣伝に使用する魔法の開発などをしなくてはならない。いくらレネでも未知のものを一度で完成させるのは無理なので、それなりに試行錯誤の時間が必要なのである。

「こうやって自分の身に降りかかってみると、ルトリスの苦労がよく分かります……」

『まさかこういう形で関わることになるとは思わなかったのだから仕方が無い。やるしかないさ。とりあえず、人についてはリュトナさんに依頼しておこう』

「それしかないよね……」

 外部の人の場合は誰でも良いとはならないので、伝手がないレネ達では頼れるところが限定されてしまう。その分負担を強いてしまうため、追加で頼むのも心苦しいのだ。

『なに、こういったことで悩むのも、こういう行事の楽しみ方のひとつだ。最終手段として金をばら撒けば今回は何とかなる。まだ時間はあるから、悩みながら楽しもう』

「それもそうだね」

 暗くなりがちな雰囲気を飛ばすために、杜人は回転しながらわざと軽めに言いきった。せっかくレネが外部との交流を意識し始めたのに、つまらないと思われてはまた元に戻るかもしれない。そのため対処可能な軽めの問題として認識するように誘導した。

 そのためレネの表情も明るくなり、セリエナも微笑んだ。

「私もレゴル先生に聞いてみます」

「お願い。それじゃあ行こう」

『ああ』

 打ち合わせを終え、それぞれの役目を果たすために動きながら、さてどうするかと杜人は頭を悩ませるのであった。




 人員の追加依頼を終え、レネと杜人はゆっくりと通りを歩いていた。シャンティナも後ろに居るが、足音もしないので意識しないと認識できないくらい気配が無かった。そのため連れ立って歩いてもレネのほうに視線が集中するのである。

 しかし、今のレネはある程度開き直っているので、視線を向けられた程度では気にしなくなっている。そのため普通に顔を上げて歩いていた。

「クリンデルさんのところから出してもらえて良かったね」

『ああ、これで店舗は大丈夫だな』

 相談に行ったとき横で聞いていたクリンデルが従業員の派遣を申し出てくれた。人数はまだ不明だが、どうせ期間中は休みにするので店舗分は確保すると請け負ってくれたのだ。

『うまくいけば、レネとジンレイが自由に動けることになる。ジンレイに交代要員と補給の指揮を任せれば、レネは全体指揮に集中できるな』

「そうなれば楽になるね。あと足りないのは宣伝かな。あ、あと万が一多く来たら誘導もしないと駄目だし、途中の片付けや掃除もあるよね。……足りるかなぁ」

『その辺りは常に仕事がある訳ではないから兼務できる。休憩も任意で取らせれば良いさ。……おや?』

「ん? どうしたの?」

 話の途中で杜人があらぬ方向を見たので、レネも釣られてそちらを見た。するとそこにはなにやら人だかりが出来ていた。

「なんだろね?」

『行ってみよう』

 こういうことに関しては似ている思考を持つ二人は、野次馬に加わるべく近づいた。そして杜人が飛び越えて確認して固まり、急ぎながらもため息混じりに報告した。

『セラルとミアシュだ。前と似たような雰囲気だな』

「……顔が良いのも考え物だね」

 以前にも似たようなことがあって仲裁したレネは、同じ災難に遭っている二人に同情した。

 騎士見習いであるセラルは細身の長身で、居るだけで女性が寄ってくる程度の顔立ちであり、ミアシュも赤い髪が華やかな印象を周囲に与える容姿である。そして何故かそれで得をしていない稀な人材である。

『魔法騎兵団の団長としては放置できないか?』

「もう正式に名称が騎士団に組み込まれたから遊びでも使えないけどね。知り合いが困っているなら助けるよ」

 二人とも半年間一緒に頑張った間柄であり、レネが一人前と認定するために作った魔法騎兵団の団員である。当たり前のように言うレネに杜人は嬉しそうに頷く。

『ではどうする。前回と同様で構わないか?』

「良いよ。普通にするのも今更だしね」

 使えるものは使わないと損をする。開き直ったレネにとって己に対する畏怖もひとつの武器であり、普通に話を聞いてもらうようにするのがどれだけ難しいかをきちんと認識している。そのため隠す必要を感じなかった。

 こうして伝説をひとつ加えたレネは、素早い救出に成功したのであった。




「それで、原因はこの間と同じような感じですか?」

「ええ、まあ……」

 セラルはため息混じりに説明し、乱れた長い金髪を整えながら青い瞳を伏せた。ミアシュも無言で頷いているが、いつも無口なのでこれが普通である。ちなみに二人にとってレネは団長のため、形式上の上下関係がなくなっても態度は変わっていない。

 そのまま無言になり、並んだままゆっくりと通りを歩く。レネの感覚では注目度はさほど変わったように感じなかったが、セラルとミアシュは注目がレネに移ったために圧力が減りほっとしていた。

『なんとも困ったものだな。レネのようにある程度有名になれば……、おお』

 杜人は途中で良いことを考え付いて手をぽんと叩いた。

『レネ、団員という信頼できるちょうど良い人材達が居るじゃないか。駄目で元々だが誘ってみよう。口説き文句は「レネとの関係がはっきりすれば、直接食って掛かるものも減るかもしれない」だ』

 レネはちらりと杜人を見て、困り顔で微笑んだ。現在は後輩の指導を行っているので暇なわけが無いのは分かっているし、お願いを断るのも心苦しくなるからである。

『大丈夫だ。困っていると言わずに、返事はいつでも良いから都合が合うなら一緒に楽しもう程度で誘えば良いんだ。言っただろ、駄目で元々だ。参加する名目は相互協調とでもしておけば何とかなると思う』

 杜人はレネの葛藤を読み取ると、笑顔で言い回しを教える。レネは少し考えて、それなら強制にならないから大丈夫と判断した。

「あまり効果があるとは思いませんが、有名になるのもひとつの手ですよ。……私なんて注目はされても話しかけられたことは……、無名のときくらいですから」

 たははと冗談めかしてレネは笑い、セラルとミアシュもさすがに冗談だろうと微笑んだ。残念ながら冗談ではなく事実である。聞いている杜人は、最初に笑いを取れるなら大丈夫だろうと推移を見守っている。

「それと、私との繋がりを見せつけるのもひとつの手です。知っていると思いますが、今は学院祭の準備をしている最中なんです。まだ参加枠はありますから、都合がつくなら一緒に楽しむのも良いですね」

「……騎士が参加しても大丈夫なのですか?」

 魔法使いと騎士の迷惑な対立は魔法学院と騎士学校まで及んでいる。そのためセラルは参加してレネの評価に影響がないかと心配したのだが、レネは笑顔で手を振った。

「学院生に関してはこれ以上下がらないから大丈夫ですよ。それに先生達は嫌がらせを考えるほど暇ではありません。名目上は協力関係にあるのですから、相互協調ということで参加すれば、褒めなければならなくて手間が増えたと嘆くかもしれませんが」

『その調子だ。かなり良いぞ』

 深刻なことでもなく、慣れた相手なのでレネも助言から普通に話を組み立てることができた。最初の頃の棒読みとはまったく異なり、自然な声と表情である。間に冗談を入れる余裕もあった。そのため雰囲気は明るいものになっていた。

「一応、今のところは宣伝とか案内とかの人の目に触れやすい雑務になると思いますが、その他の仕事でも興味があれば調整します。参加したいときはいつでも良いのでダイル商会に言伝をお願いします。あ、アイスではないですが、似ているソフトクリームというものを出す予定です。参加できなくても遠慮なく遊びに来てくださいね」

 レネは微笑みながら軽い口調で終わらせた。最後は以前のお土産でずいぶん気に入っていたことを思い出したために、興味を引けばと思って付け足している。レネは特に意識した訳ではないが、最後に食いつくネタを自然に出したために印象が深くなっていた。

「……皆と相談してみます」

 セラルは真面目な顔で頷き、ミアシュも同様に頷いた。少しだけ口元が緩んでいるのを見た杜人は、レネもなかなかやるなと笑っていた。

 そのため手を振って別れてから、杜人は無意味に回転しながらレネを褒め称える。

『実にすばらしい出来だったぞ。ご褒美としてジャンボパフェを進呈しようではないか!』

「やったぁ!」

 レネはご褒美と聞いて浮かれ気味に歩く。そのため更に注目を集めることになるのだが、今更なので気にもしていない。

『特に最後のひと押しが最高だった。あれなら確実に手伝いに来てくれるだろう』

「えへへへ……。え? 最後の?」

『ん? 最後の』

 浮かれていたレネは立ち止まると瞬きながら聞き返し、杜人もレネを見つめて繰り返す。二人の間にしばし無言の時間が流れた。

『……わざとソフトクリームの話題を最後に出したのではないのか?』

「え? ちが……、こほん、もちろんだよ!」

 レネは否定しかけたが、ご褒美がなくなるかもと思い、誤魔化すために咳払いをして笑顔で断言した。もちろん杜人には、そんな邪念に満ちたごまかしは通用しない。

 杜人はレネの正面に移動するとにこりと笑い、レネも背中に汗を掻きながら微笑んだ。そしてそのままじっとりと見つめ合ってから、杜人は深く頷いた。

『そうかそうか。レネもいつの間にか頼もしくなったな。それではご褒美も大盛りにしなくてはな。おかわりも付けようか?』

「えっと、………………ごめんなさい。嘘を吐きました」

 にこにこと笑いながらご褒美を割り増しする杜人に良心をぐさりと突き刺されたレネは、これではせっかくのご褒美もおいしくなくなると思い、あっさりと罪を認めて降参した。

 そんなレネに杜人は苦笑して肩を竦める。

『まったく。慌てると目先のことに囚われて先のことを見ない癖は変わらないな。ご褒美後のおやつはしばらくおあずけだぞ』

「しょぼーん……」

 レネは自業自得なため反論することなく肩を落とし、とぼとぼと歩きながら家へ帰った。その後、杜人は宣言通りおやつ禁止令を発動したが、結局一回おやつを抜いただけでその日のうちに元に戻した。

 なんだかんだ言いながらも、レネには甘い杜人であった。






 騎士学校の寮に帰ったセラルとミアシュは、さっそく同じ班のノバルトとレンティを呼び出して食堂の隅で話し合いを行った。

「ということなのですが、何か良い手はありませんか」

「ぬぅ……」

「困ったねぇ……」

 セラルのもたらした情報にノバルトは大柄な身体を動かして暑苦しく悩み始め、横にいるレンティは小柄な身体を斜めにしながらさりげなく距離をとった。そして逃げたところで三つ編みにしている栗色の髪をいじりながら考え始める。

「団長はいつでも良いとは言っていましたが、さすがに打ち合わせもなしに当日だけは難しいでしょう」

「それは無理」

 セラルとミアシュも良い案が無いか考えていたのだが、開催期間だけなら休暇申請で何とかなるが、準備までとなると今は後輩の指導もあるので一月近くの長期休暇は無理なのである。

「ばらけていくか?」

「うーん、それは最後の手段」

 しばらく話し合っていたが、良い案が出ないために食堂に唸り声をあげる集団ができあがった。そのため食堂に来た騎士見習いは引き気味に眼をそらし近づくのを避けている。結果として周囲に人が寄り付かなくなっているのだが、普段からそうなので誰も気が付いていない。

 楽しむという目的であれば、揃っていたほうがレネも喜ぶと思いミアシュは方法を考える。そうして会話を思い返したとき、既に方法が提示されているのに気が付いて思わず笑みを浮かべた。

「団長が相互協調って言っていた」

 それを聞いた三人は顔を見合わせ、同時にぽんと手を叩いて笑顔になった。

「そうだよ。校外実習を申請して、理由を『魔法学院との相互協調関係を深めるため』にすれば名目上は断れないはず。欠点は後で報告書を書かないと駄目なことだね。もしかして私達が悩むのも見抜かれていたのかな」

「なるほど」

「さすが団長」

「うんうん」

 レンティが推測を交えて方法をまとめ、その他も感心して頷いていた。

 ある程度の資格を取った騎士見習いは、考えることの訓練として全員共通の授業の他に、班ごとに別れて訓練を行っている。その部分は結構自由裁量が利くのである。

 杜人は騎士学校の仕組みを詳しく知らないのでそんな意図は無かったのだが、団長至上主義の団員達にはこれを見越して助言されたように感じていた。見事な誤解だが、訂正できる人はここには居ない。そのためレネへの評価は更なる高みへと到達していた。

 大きな方針が決まったところで、四人は残りの問題に着手し始めた。

「それで、あいつらはどうする?」

 あいつらとはノバルト達の班で教えている新人の騎士見習い達である。最近慣れてきたのか反発するような態度が見え隠れしていて、指導者としての距離感を測りかねて対応に頭を悩ませていた。

「期間も短いですし、体力作りで良いと思いますが」

「賛成。今まで優しすぎた」

「それじゃあ団長直伝の反復訓練をさせよう。どれだけ私達が優しかったか知ることができるから、きっと泣いて喜ぶよ」

 四人は視線を交わすとにやりと笑いあった。教えられていたときは必死だったためさほど気にならなかったのだが、教えるために思い出しながら組み立てたところ、よく耐えたなと全員が思わず感心してしまったのだ。

「魔法で串刺しにされないだけましだな」

「今考えると、変な薬を飲んでいたと言われても頷いてしまいそうです」

「本当に、どうして気が付かなかったんだろうね」

 延々と隊列を変えながら走ったり、とにかく壁に突撃し続けたり、対処が遅れると容赦なく魔法を叩き込まれたり、魔物の集団と長時間戦わせられたりと、今では笑い話だがいざ思い出すとかなり酷い内容である。

 ちなみにレネと杜人は、なぜこの訓練をしなければならないか等の理由を具体的に伝えるのをすっかり忘れていた。そのため素直な教え子達が、多少の推測を交えながらも教えられた通りになぞって実行するのは当たり前のことである。

「それじゃあ、申請と一緒にその間の監督をお願いしてくるね。みんな準備はしておいてよ?」

 レンティが場を締め、全員が晴れ晴れとした顔で頷いた。気分は既に白くて冷たかったものに飛んでいる。

 こうして頼りになる部下達が欲望に負けて動き始めた。そして一部に絶望という名の不幸が降りかかることが決定し、レネの名が畏怖と共に広まることも間違いない未来として決定されたのだった。





「うふふ……、これで良し」

 アイリスは自室にて学院祭の配置図を眺めながらほくそ笑んだ。図面にはルトリスが行う講習会の周辺が、すべてフォーレイアの一門で埋められた表示となっていた。変更するためにかなりの資金がかかったが、後悔はしていない。

 交渉は問題無くあっさりと進んだのだが、その理由までは思い至らないのがフォーレイアである。もちろん全員ルトリスとの確執を知っているので、もらえるものをもらってから被害を受けないように逃げ出したのである。

 ちなみに対立に関係していない古参貴族系や平民の班は、思わぬ臨時収入にほくほく顔である。

「ルトリスには絶対に負けないんだから! 待っていてねセリエナ……」

 アイリスは気合いを入れると次なる作戦に着手する。うまく行き始めると調子に乗るのがフォーレイアである。そして目の前の穴にも気付かずに突進していく。

 調子に乗って自滅した経験があるセリエナが知れば、昔を思い出して忠告をしたかもしれない。フォーレイアは常に豪快に突き進みながら勝手に自滅するので、ルトリスは迷惑と思いながらも本気になれないのである。

 こうして多少の波乱と多くの誤解を生み出しながら、それぞれの夜は過ぎていった。
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