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黒姫の魔導書 作者:てんてん

第2章 表と裏は未確定

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第21話 とりあえず良し

 少し休んで起き上がれるようになったところで、セリエナは次の問題を提起した。

「どうやってここから出ましょうか」

「そう言われれば……」

 レネは周囲をぐるりと見回して確認するが、出口らしきものは一切無かった。罠の場合は終われば出口が開くものなのだが、その兆候はまったく見られない。つまり、この部屋は元々閉ざされた部屋である可能性が高いのだ。

 レネは不安そうに眉を下げる。そのため杜人は笑顔で近づくと自慢するように胸を張った。

『なあに、元々この部屋は外側の壁を壊して入る隠し部屋なのだろう。この場所が迷宮である以上、必ず他の階層に繋がる場所があるはずだからな。となるとどこか近くに別の部屋か通路がある。この迷宮の形は壁で仕切られた箱庭状だったから、それで間違いないはずだ』

「あ、そっか」

「確かに」

 杜人の指摘に調査で作った地図を思い出したレネとセリエナは安堵して笑顔になる。それなら魔力さえ回復すれば壁を破壊できるため、懸念事項が無くなってゆったりとした雰囲気になった。

 そんな二人に杜人はわざと難しい顔で首を振っておく。

『まさか魔法で適当に壊せば良いとか思っていないだろうな? 場所も特定せずにやって部屋全体が崩れる可能性を考慮したのか? よくある罠だぞ』

「……」

 二人は無言で顔を見合わせ、同じことを考えていたことを確認するとため息をついて落ち込んだ。そこで杜人はにやりと笑う。

『ふっ、やはり駄目駄目だな。仕方がないから、とても優秀で頼りになるこの俺がなんとかしてやろう。褒めて崇めるが良い』

「案があるなら最初から言ってよ!」

 片腕を振り上げて変な構えをする杜人に、レネはいつも通り声を張り上げて頬を膨らませる。セリエナは困った人だと思いながらも期待して杜人を見ている。

 一応杜人は二人が落ち込まないように誘導しているのだが、特に理解してほしいとは思っていないため真実が明らかになることは無い。そんなわけで、場が完全に和んだことを確認した杜人は張りきって中央の床を指差した。

『ではお見せしよう。おいでませ玄武!』

 床に魔法陣が輝いて、そこから先程まで逃げ回っていた白金に輝く動人形が現れた。但し、大きさは成人男性より少し大きい程度まで縮んでいた。

「あれ? 小さいよ」

「ですね」

 首を傾げる二人に、杜人は腕を組んで頷く。

『その通り。元の大きさでは破壊力がありすぎるからな。魔法封じも影響範囲を縮小した代わりに範囲内における減衰量を大幅に増加させた。これなら呼び出しても魔法は制限されないし、剣をゆっくり突き刺して調べれば場所を間違っても壁が少し崩れる程度で済む。ちなみに名前は玄武な』

 説明しながら杜人は玄武を操作する。重そうなのに意外に素早く動いたため、レネは欲しいおもちゃを見るような目になった。

「私も動かせるの?」

『もう少し調整してからならな。今はまだ全部操作する必要があるし、タマと違って複雑な動作ができる分制御が難しく、結構処理に意識を向けないといけないから操作中は魔法が使えないんだ。だから学習能力を持たせて、半自律行動ができるようにしたいところだ』

「じゃあ、後で私も協力するね」

 自分が動かしたいが故であることはその熱い視線から丸分かりである。だが杜人としてはありがたいことなので、積極的に協力してくれるレネを拒むことは無い。だから大げさに頷きながら更に説明を続けた。

『それではよろしく頼む。ちなみに解析した結果、予想通りかなり高度な再生能力と一定破損による行動変化があったから、攻撃しなくて正解だったぞ。そして再生能力は更に強化したから今の玄武を破壊できる者はそうは居ない。つまり、魔法が効きにくい玄武は魔法使いにとって天敵みたいなものということだな』

「おー」

 レネの賞賛を含んだ声に杜人が少し得意げに胸をそらしたそのとき、すぐ近くの壁が轟音と共に吹き飛んだ。その欠片のひとつがレネとセリエナのちょうど間を、鋭い風切音を響かせながら勢い良く通過していき、巻き起こされた風にあおられて互いの髪が静かに揺れた。何が起きたかを認識したレネとセリエナの表情は固まり、血の気が遠のいていく。背中には大量の冷や汗が溢れ出し、手の平も湿っていた。

 そこに、開いた穴から唇を引き結んだエルセリアが部屋内に駆け込んできた。

「レネ! 大丈……」

 エルセリアは言葉を途中で止め、部屋の中央に向けて目を細めた。エルセリアの視界には手前に座り込んだレネとセリエナがいて、すぐ近くに杜人がいるのを確認している。そして部屋の中央に、神鋼金製と思われる動人形を発見していた。

 大規模な魔法を発動したことは確実であり、レネとセリエナは座り込んでいる。そして杜人が二人を守るように動人形と対峙していて、他の部屋にも動人形は配備されていた。

 これらの情報から瞬時に状況を判断したエルセリアは、ためらうこと無く玄武に向けて魔法を即時発動した。

「風縮槌」

 まず始めに風系統上級魔法『風縮槌』を用いて、動かない玄武を下から上へ高く跳ね飛ばす。

「鳳炎顕現、剛掌圧滅」

 次に火系天級魔法『鳳炎顕現』を玄武を中心に発動し、広がる熱波を閉じ込めるために土系天級魔法『剛掌圧滅』にて包み込んで圧縮する。この工程をエルセリアはほとんどひと呼吸で行い、効果時間が過ぎた後には塵ひとつ残っていなかった。

 レネ達が呆然とそれを見つめているなか、エルセリアは涙を浮かべて嬉しそうにレネに駆け寄って抱きしめた。

「レネ、良かった。怪我はない? どこか痛くしていない?」

「う、うん、大丈夫。ちょっと足を挫いているだけ」

 ぺたぺたとレネを触りまくるエルセリアからは、先程魔法を使ったときに垣間見せた冷徹な雰囲気は欠片もなかった。エルセリアはレネの捻挫を治療すると、セリエナにも同様に尋ねた。

「セリエナは怪我していない?」

「私は大丈夫です」

 セリエナは固まった笑顔のまま少し引き気味に答えた。セリエナの常識では、天級の魔法を連発、しかもひと呼吸で発動させることができるなんて言ったら、鼻で笑われてしまうくらいありえないことだった。

 普通なら複雑な魔法陣を作り出す過程だけでももっとかかる。講義でエルセリアの魔法陣構築速度が並外れていることは認識していたが、発動まではしていないので実際に使う場合は普通の速度で構築するものだと思っていた。だが、今回の魔法によって、講義のときはあれでもかなり手を抜いていたということを理解した。

 そのためセリエナは、これでやっと何故エルセリアが魔法陣構築の天才と呼ばれているのかを完全に理解できたのだった。

 そんなセリエナの様子に気付くことなく、エルセリアは笑顔で杜人に礼を言う。

「モリヒトさん、レネを守ってくれてありがとうござ……、あれ?」

 お礼の途中で杜人が呆然としていることに気が付いて、首を可愛らしく傾げる。レネとセリエナは杜人の気持ちが分かるので、そっと目をそらした。

「リアなら封じられていても一撃だよね」

「普通考え付きませんよ」

 自分達がした苦労を思うと、冗談のような展開にもはや笑いしか出てくるものが無かった。

『お、俺の玄武がー!? な、なんてこった……』

「あら……ら? もしかして、モリヒトさんの動人形だった?」

 やっと我に返った杜人は、叫んだ後にへたり込み力なく床に手をついた。その哀愁漂う様子にエルセリアは『やっちゃった?』と言う顔になり、早とちりしたことに気が付いて困った顔でレネ達を見る。その様子にレネとセリエナは、やっと心から笑ったのだった。





 こうして波乱に富んだセリエナの研修は終わった。アノクを回収したときには元凶と思われる指輪は消失していたため、名目上の処理としてはアノクは調査中に原因不明の発作を起こして倒れたことになり、実家へと引き取られていった。

 ついて来た護衛や捜索に協力してくれた駐屯兵にも学院側から謝礼がなされた。こういう裏側を知っている護衛や兵達は口をつぐみ、真実は闇に包まれていった。

 セリエナにはレゴルが働きかけた結果、低位の特待生としての待遇を与えられることになった。等級を上げれば目立つが、授業料などの支払いが無くなる程度ならば調べないと分からない。元貴族であるセリエナには裏の事情がよく分かるので口止め料代わりと理解したが、拒む理由もないのでありがたく受け取っていた。

 リュトナに対しては個別の謝礼の他に走甲車を何台か発注している。リュトナはダイルに詳しい顛末を報告することは無かったが、ダイルは状況からおおよそのことを推測していた。だからダイルは人の悪い笑みを浮かべながら、関係書類を焼いてリュトナの出張を無かったことにした。

 エルセリアは貴族のため学院に対する貸しとしておき、レネには奨学金の増加がなされた。こうして事件は表に出ることなく消え去り、アノクの実家である伯爵家の要望により記録にも残されなかった。





 帰ってから数日後、不在時にたまっていた諸々を片付けたレネとエルセリアとセリエナは、ジンレイの屋敷にてお泊まり会を実施していた。

『それでは無事帰ってこられたことを祝して、乾杯!』

「かんぱーい」

 それぞれが笑顔で容器を合わせ、ぐいっとひと飲みする。飲んでいるのは果物ジュースに弱めの炭酸水を入れたものだ。

「このしゅわしゅわがたまらないんだよねー」

「お酒ではないですよね。どうやって作ったのですか?」

「おいしいです」

 おいしそうに飲む三人娘の様子に杜人も機嫌良く頷く。

『気に入ってくれてなによりだ。今回はジンレイが作ったが、作ろうと思えば外でも作れなくもない。レネなら原理を聞いて魔法具を作れるかもな』

「……ね、レネ、作ろうよ」

「そうだね。面白そうだし」

 エルセリアは迷わずレネを誘い、レネも新しい知識に目を輝かせた。

『分かったかセリエナ。あれが天才達の思考だ。人が苦労して形にしたものを理解できないと考えない。実に恐ろしいだろう?』

「あははは……」

 杜人は笑顔で肩を竦め、セリエナは目の前で肯定するわけにも行かないので、愛想笑いをして誤魔化した。

『それでは作り方だけ簡単に説明しておこう。よく冷えた水に圧力をかけ、その中に空気を入れるだけだ』

「それだけ?」

 簡単な説明に、思わずレネは聞き返す。杜人は頷いて補足する。

『実際は空気の中に含まれる成分のひとつを入れれば良い。酒の中にも泡が出る飲み物があるだろう? あれと同じものだ。ただ、見えないし臭わないし、他にも作り方はあったはずだが俺は知らない』

 杜人はクエン酸と重曹を混ぜれば良いと知っていても、それをどうやって手に入れるかまではさすがに知らなかった。だからもうひとつの方法を教えた。もちろん作る過程で面白いことが起きると予想もしていた。

「なるほど。じゃあ、それを空気から抽出して水に入れるところからか。えっと、書くものは……」

「どうぞ」

「あ、ありがとうございます」

 ジンレイは静かに筆記用具をレネに渡す。レネは笑顔で礼を言い、ついでに追加のお願いもする。

「ついでに発泡しているお酒の準備もお願いします。セリエナは実際に使ってみる係ね」

「え、はい。分かりました」

 迷わず作業に入るレネとエルセリアに、杜人は困ったものだと頭を掻き、セリエナは緊張しながらその輪の中に加わっていった。

 そして爆発すること数十回、何度もびしょぬれになりながら、ついに炭酸水を作成する魔法具は完成した。

「やっぱりおいしいね」

「強すぎると痛いから、私は弱めが良いな」

「苦労が報われました……」

『お疲れさま』

 本日の主な犠牲者は実験班長のセリエナである。それでも本人は魔法具の作成に参加できたので、楽しそうにびしょぬれになっていた。

 そんな風に楽しく時間は過ぎ、あっという間に夕食後のまったりした時間となった。

「ここはこうしたほうが動作が連結するよ」

「それじゃあ、ここの処理はそうしよっか」

「……」

『おかしい、三人寄れば姦しくなるはずなのに、何かが間違っている』

 レネとエルセリアは玄武用の自律学習術式を考えていて、セリエナはレネが構築して維持している魔法陣を黙々と普通の手帳に書き写している。そこに甘い雰囲気はどこにも無い。

 杜人の予想としては、普通の感性を持つセリエナが加入したことによって、もう少し女の子らしいほんわりとした話題が出るのではと期待していたのだ。残念ながら、セリエナも基本的に独りぼっちだったので、期待した感性は持ち合わせていない。

 そんな時間がしばらく過ぎ、考えが行き詰まったところで休憩となった。もちろん飲み物は果物ジュースにお手製の炭酸水を入れたものだ。

「ねえ、このくらいじゃ駄目?」

 早く実際に動かしてみたいレネは、ある程度完成した術式を見せてお願いしてみた。だが杜人は確認すると難しい顔で首を横に振る。

『駄目だ。暴走する可能性があるものを使えるわけ無いだろう。もっと行動条件を細かく指定しないとな』

 つれない返事にレネはため息をつくと座卓に突っ伏した。その様子をエルセリアとセリエナは仕方が無いなあと笑って見ている。

『少なくとも味方の安全を確保できていない状態では駄目だ』

「判別が難しすぎるんだよ。これ以上は考え付かないよ……」

 いじけるレネに杜人は良いことを思いついてにやりと笑った。

『まったく、ちょっと壁にぶつかったからといってなんだ。そんなことだからあのときも足を挫いて立てなくなった程度で諦めるのだ。それではせっかく獲得した不屈の黒姫の称号が泣くぞ』

「そんな称号はいらないってば! ……ん? ところで、どうして立てなくなって諦めたって知っているの?」

「そう言われれば……」

 レネの疑問にセリエナも同意して首を傾げる。レネ達の認識では、その後に間一髪で助けられたはずなのだ。

 杜人はレネを発奮させるために冗談を言ったのだが、その疑問を聞いて余計なことまで言ったことに気が付いて、大量に汗を流しながら固まる。レネはそんな杜人を逃げられる前に素早く捕まえると、微笑みながら再度質問をした。

「ねえ、どうして?」

『お、落ち着け、実は少し前から外に出られるようになっていて、劇的な状況で助けたほうが盛り上がるから様子を見ていたとかでは決して無い!』

「なるほど……」

 見事な理由にセリエナは納得するとレネを見て小さく頷いた。レネも頷くと、杜人を静かに見つめる。こうなるともはや杜人は蛇に睨まれた蛙である。それでも言い訳だけはしないのが杜人である。

『男には、叶えたくとも叶えられない夢がたくさんあるんだ。それを実現できる機会を目の前にして見過ごせるか。こんなに良い条件が揃うのは滅多に無いんだぞ!』

「分かります。物語の主人公のように颯爽と登場し、美しい姫を危機から救い出す。誰もが見る男の夢ですね」

 ジンレイも笑顔で同意し、味方を得た杜人はどうだと言わんばかりに頷いている。だがしかし、男の夢を共有できるのは男だけであり、女にとってはどうでも良いことはたくさんあるのだ。むしろ、どうでも良いことだらけかもしれない。

 だからレネは優しく微笑み、エルセリアとセリエナも生温かい視線で見守っている。

「よく分かったよ。それじゃあ、その分のお礼をするね。遠慮なく受け取って」

『ふっ、ここで何をされようと、いずれ第二、第三の夢ぎゅわあぁぁぅぅ!』

「最後まで貫くその意思。お見事でございます」

 杜人はぽてりと座卓の上に落ちると身体を痙攣させ、その様子にジンレイは目にハンカチを当てて涙を拭う。それでもレネを止めようとはしないので、色々なことをよく分かっている従者であった。

「ふんだ馬鹿。こうなったらきちんと仕上げてみせるんだから!」

「楽しくなるね」

「そうですね」

 気勢をあげるレネを見て、エルセリアとセリエナは本当に仕方が無いなあと温かい微笑を浮かべたのだった。

 そして後日、本当に自律学習術式を仕上げたレネは杜人の勧めにより迷宮に赴くと、術式を組み込んだ玄武と共に嬉々として暴れまわった。そしてそれによって殲滅の黒姫の異名は更に高まってしまった。

「もう外に行けない……」

『ふふふふふ……』

 それを後日知ったレネが恥ずかしさで寝台にて悶える様子を見て、杜人は実に良いと頷きながら計画通りとにやりと笑っていた。そんなわけで、結局最後には杜人の手の平の上で遊ばれたレネであった。





「こんなところかな。そろそろ寝よう」

 自室で魔法陣を構築する練習をしていたセリエナは、夜も更けたので手帳を机に置くと着替えて寝台に潜り込んだ。

 練習を毎日した結果、今ではだいぶ複写の速度も上がっていた。速度だけならばレネを既に追い越しているが、それでも今のセリエナは驕ることはない。

 レネの術式構築力には敵わないし、エルセリアのように自力で魔法陣を構築できるわけでもない。そもそも使っている魔法陣はレネがセリエナのために書いてくれたものだ。

 だから感謝はしても自分のほうが優れているとかは一切思わない。レネとエルセリアと一緒に居て、自分が凡庸であることを見せ付けられたことも大きい。

 だから、今のセリエナは楽しく充実した毎日を送っていると言える。フォーレイアに居たときのことは薄すぎて言われなければ思い出さないほどだ。

「明日も頑張ろう。おやすみなさい」

 誰に言うわけでもなく呟くと、セリエナは目を閉じた。しばらくして寝息が聞こえてきたときのセリエナは、楽しそうに小さく微笑んでいた。



 人の生き方は万華鏡の如し。いかようにも姿を変え、表と裏は容易に反転する。それを短い間に経験し実感したセリエナであったが、今は楽しい未来を確信しながら歩み続けるのであった。
お読み頂きありがとうございます。
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