(ある男の日記)
『 やがて、私の周りに高い魔力を持った者が居なくなった。
あまり気が進まないが、並の人間で我慢するとしよう 』
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『 どれ位の人間の心臓を喰ったんだろう……。
そのうち、並の人間もそれ以下の人間も居なくなった。
喰う心臓が無くなってしまった……。
だがまぁいい、悲観はすまい。
何故なら、私は界渡りが出来るようになっていたからだ。
あの旅人のように、異界へと旅立とう。
そこではどれほどの力を持った者が居るのだろうか?
ああ、楽しみだ……。
さて、まずはどこへ行こう 』
〜次ページへ〜
『 最初に出た世界は見た事の無い生き物だらけだった。
人の形をしたものは何一つありやしなかった。
試しに、私はその生き物の心臓を喰らってやった。
やはり思った通りだった。
力は手に入らない。
人の姿をしていなければだめなのだ。
この世界はだめだ。
わたしは、腹いせにこの世界を滅ぼしてやった。
無駄な力を使ってしまったようだ。
さて、次はどこに行こうか? 』
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『 よかった、次に出た世界は人間の世界だった。
どうやらこの世界は当たりらしい。
多くの魔力を感知した。
そして、かなり強力な魔力も感知した。
さて、その魔術師に会いに行こう。
どれ程の力が得られるのか楽しみだ。
主よ、私はあなたを超えて見せる。
そして、あの旅人も超えその心臓を喰ってやろう 』
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