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《第三章》
無題4


  (ある男の日記)


 『 やがて、私の周りに高い魔力を持った者が居なくなった。

   あまり気が進まないが、並の人間で我慢するとしよう 』



   〜次ページへ〜



 『 どれ位の人間の心臓を喰ったんだろう……。

   そのうち、並の人間もそれ以下の人間も居なくなった。

   喰う心臓が無くなってしまった……。


   だがまぁいい、悲観はすまい。


   何故なら、私は界渡りが出来るようになっていたからだ。



   あの旅人のように、異界へと旅立とう。

   そこではどれほどの力を持った者が居るのだろうか?

   ああ、楽しみだ……。



   さて、まずはどこへ行こう 』




   〜次ページへ〜




 『 最初に出た世界は見た事の無い生き物だらけだった。

   人の形をしたものは何一つありやしなかった。

   試しに、私はその生き物の心臓を喰らってやった。

   やはり思った通りだった。

   力は手に入らない。

   人の姿をしていなければだめなのだ。

   

   この世界はだめだ。

   わたしは、腹いせにこの世界を滅ぼしてやった。

   無駄な力を使ってしまったようだ。



   さて、次はどこに行こうか? 』




   〜次ページへ〜




 『 よかった、次に出た世界は人間の世界だった。

   どうやらこの世界は当たりらしい。

   多くの魔力を感知した。

   そして、かなり強力な魔力も感知した。




   さて、その魔術師に会いに行こう。

   どれ程の力が得られるのか楽しみだ。




   主よ、私はあなたを超えて見せる。

   そして、あの旅人も超えその心臓を喰ってやろう 』


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夢の逢瀬 ←番外編です。


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