二百文字小説『きこりの願い』
泉から現れた精霊の質問に正直に答えたきこりは、褒美に金の斧を賜った。
少し経って、きこりはまた誤って鉄の斧を泉に落としてしまった。
泉から現れた精霊は、きこりに向かって問うた。
「貴方が落としたのは、金の斧ですか?銀の斧ですか?」
きこりは、つまらなそうに答えた。
「精霊さん。ここら一帯は領主様の土地で、取れた金も全部領主様の物なんです。だから、あっしが落としたのと同じのを、もう二つか三つくれませんかね?」
私が池に物を落としても、精霊さんが出てこない理由を考えてみました。