挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
THE WORLD 作者:SEASONS

4月16日

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

更新通知 0/400

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

747/4820

砦からの離脱

《サイド:栗原徹》

水路を脱出したことで広がる視界。

薄暗い水路を脱出した僕達は、急いで樹海へと逃げ込みました。

まだまだ巡回の兵士達は周囲にいるはずですが、
運良く警備の目を逃れた僕達は樹海の中を駆け抜けて砦からの離脱に成功させました。

ですが、まだ終わってはいません。

安全を確保するまで油断は出来ないからです。

巡回の兵士達が水路の異変に気付くまでにどれだけの距離が稼げるでしょうか?

それが僕達にとって最も重要な課題となります。

「急いでマールグリナへ撤退しましょう」

撤退を提案する朱鷺田さんでしたが、
何故か天城さんは却下してしまいました。

「いや、このままアストリア王都へ向かう」

「「「「え!?」」」」

天城さんの発言によって、
朱鷺田さんだけではなくて三倉さんと僕と愛里ちゃんも驚きの表情を浮かべてしまいました。

「マールグリナに戻らないのですか?」

「ああ、そうだ」

僕も訊ねてみると、天城さんは力強く頷きました。

「マールグリナに戻っている暇はない。どうしても帰りたければ強制はしないが、少なくとも俺はこのまま王都へ向かうつもりだ」

「何か理由があるのですね?」

朱鷺田さんの問い掛けにも天城さんは頷いて答えます。

「ああ、早急に調べるべき理由がある」

「…分かりました。」

天城さんの判断を確認したことで、
朱鷺田さんは気持ちを切り替えたようですね。

「理由はあとで聞くとして、今は離脱を優先しましょう」

ええ、そうですね。

向かうべき場所の議論は後回しにした僕達は、
朱鷺田さんの意見に賛同して離脱を急ぐことになりました。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ