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THE WORLD 作者:SEASONS

4月15日

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再戦

《サイド:御堂龍馬》

ついに彼が動き出した。

ようやくこの時が来たんだ。

ずっと…。

ずっとこの時を待っていた。

彼に敗北したあの時から、僕はこの瞬間を願い続けていたんだ。

「さあ、始めよう。僕達の戦いを」

再戦の訪れをようやく迎えることができるんだ。

空から舞い降りる天城総魔。

試合場に降り立つ彼の姿はまるで『神』のようにも思える。

「待っていたよ」

「すまない。待たせたな」

彼はまっすぐに僕と向き合ってくれた。

「これが最後の試合だ。お前が俺を越えるか、それともこの場で敗北を重ねるか。成長したお前の実力を見せてもらおう」

ああ、そうだね。

「今度は負けないさ!!」

どこで何をしていたのかは知らないけれど。

さよならなんて言わせない!

「僕が勝って、きみを引き止めてみせる!!」

決して逃がしはないと宣言する僕に、
彼は何故か淋しげな表情を見せた。

「残念だが動き出した時間が戻ることはない。俺は俺の道を行くことになる。だからお前もお前の進むべき道を進めば良い」

僕の進むべき道?

それが何なのか、自分でもわからない。

そして彼が進もうとしている道が何なのかもわからない。

彼が何を行い。

何を考えているのか?

僕はまだ知らないからね。

だけど僕にとって彼は『仲間』であり、『強敵』であり、『親友』だから…。

だから僕は彼を見放しはしない!

「僕はきみと共にいたいんだ。ただそれだけを願ってる」

「………。」

僕の言葉に彼は何も答えなかった。

だけど今はそれでも良いと思う。

すぐに応えてくれなくても良いんだ。

この試合が終わったあとに。

全ては…その時に…。
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