挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
THE WORLD 作者:SEASONS

4月14日

618/4820

心の余裕

《サイド:御堂龍馬》

ふう。

夕食が終わったあとで、
僕達は適当に席を選んで食後の時間をのんびりと過ごしてるところだ。

今日という日はもうすぐ終わってしまうね。

明日はいよいよ大会2日目だ。

上位8校による激戦が繰り広げられることになる。

通常なら決勝までの試合を考えて少しでも余力を残せるように試合順を考えたり、
あまり無理をせずに魔力を節約出来るように努力したりするんだけど。

今回はいつもと違うと思う。

沙織が回復魔術に関して成長の兆しを見せたこともあるけれど、
どんな怪我でも対応出来る彼がいることと魔力を供給出来る優奈さんがいること。

この二人の存在がとても大きいと思うんだ。

僕達は常に万全な状態で戦えるからね。

他の学園と比べて、この差は非常に大きいと思うよ。

少なくとも前回までの大会と比べて今の僕達には心に余裕がある。

多少の疲労感はあるけれど。

一晩眠れば消える程度だからね。

その程度の疲れしか感じていないんだ。

だから明日になれば僕達はまた万全な状態で試合に挑むことが出来るんじゃないかな?

こんなに余裕を持って大会に挑めるのは今回が初めてだと思うよ。

この調子なら11回目の連続優勝さえ達成出来てしまうような
そんな余裕さえも沙織や翔子だって感じてるんじゃないかな?

そう思える程、彼の存在感は大きいと思うんだ。

彼がいる限り僕達に敗退は有り得ない。

そんなふうに無条件で信じられるくらい、
僕達は彼を信頼しているんだ。

すぐ側にいる最強の魔術師。

彼に追い付いて乗り越えることこそが僕の目標になる。

その目標は果てしなく長い道程かもしれない。

だけど諦めようとは思わないよ。

彼が僕を信じてくれる限り、
僕も自分自身を信じて歩んで行こうと思う。

いつの日にか、彼にたどり着くまで!
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ