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THE WORLD 作者:SEASONS

4月14日

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栗原薫

《サイド:天城総魔》

「ここよ」

美由紀から同行するように話しかけられてから共に行動した先に、
マールグリナ医術学園控室と書かれた扉があった。

どうやらここで新たな話し合いがあるようだな。

扉を開く美由紀と共に控室へと歩みを進めると、
すぐに一人の男が話しかけてきた。

それが誰かは考えるまでもない。

話しかけてきたのは宗一郎だ。

「待っていたぞ」

真っ直ぐに俺を見つめる宗一郎だが、
室内を見渡せば他にも人が集まっているようだ。

見たことのない人物とマールグリナの生徒が6人揃っているのが確認できる。

すでに宗一郎を含む8人が席についているようだった。

テーブルの奥に宗一郎と見知らぬ男が陣取り、
左右に別れて座るマールグリナの生徒が俺と美由紀を見つめている。

その生徒達の中には開会式直後に沙織に挨拶に来ていた栗原薫の姿があった。

とは言え。

俺とは初対面に等しい関係だからな。

こちらから話しかける必要はないだろう。

正面の席へと進む美由紀から少し遅れて歩みを進めた俺は美由紀の隣の席についた。

これで総勢10人だ。

室内は広くとも一カ所にこれだけ集まると、テーブルは狭く感じてしまう。

いや、そもそもが6人がけのテーブルだからな。

10人も集まれば狭く感じるのは当然か。

だからと言って不満を感じるほどではないだろう。

今は黙って宗一郎と向かい合う。

そうして俺が参加したことで、
宗一郎は隣に座る人物に視線を向けてから話を始めた。
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