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THE WORLD 作者:SEASONS

4月14日

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6回目

《サイド:美袋翔子》

さてさて、開会式が始まったわね。

毎回同じ内容だから話を聞く気はないけれど、
初めて参加する優奈ちゃんは真剣な表情で進行に耳を傾けてるみたい。

うんうん。

優奈ちゃんは真面目な良い子ね。

純粋っていうのかな?

私と違って、すれてない感じが可愛らしいわ。

こういうのを垢抜けてないっていうのかもね。

成美ちゃんもそうだけど、
優奈ちゃんも守ってあげたいっていう感じがするわ。

まあ、優奈ちゃんに関しては総魔が保護者みたいになってるけどね。

なんてどうでもいいことを考えながらも、
他の学園の生徒に視線を向けてみる。

だけどどの学園も見覚えのある生徒ばかりね。

知らない生徒の方が少数派かも。

ほぼ全員が見たことのある生徒だったわ。

まあ、私も参加するのは今回で6回目だから知り合いが多くて当然だと思うわ。

って言うか、もう6回目なのね。

丁度半年ってことよ。

さすがに半年前に比べると生徒が入れ代わってる学園もあるけれど、
基本的にはいつもと同じ各学園上位の生徒ばかりだと思う。

少なくともどの学園にしても、
今回は前回の大会と同じ生徒が集まってるんじゃないかな?

唯一変わったのが私達の学園ぐらいで、
総魔と優奈ちゃんが初参加ということくらいでしょうね。

どこを見ても見覚えのある生徒ばかりなのよ。

だからって言うほどでもないけど、
仲の良い生徒もいれば相性の悪い生徒もいるわ。

前回の大会で私が勝った生徒もいれば、逆に私が負けた生徒もいるからよ。

悔しいけれど勝てなかった生徒がいることも事実なの。

以前の私では勝てなかったのよ。

だけどね。

今の私は以前とは違うわ!

それだけは自信を持って宣言出来るの!

私はちゃんと強くなったのよ。

それこそ龍馬と肩を並べられるくらいにね!

だから今回は、一度も負けるつもりなんてないわ。
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