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THE WORLD 作者:SEASONS

4月13日

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何日か前に

《サイド:美袋翔子》

………。

うぁぁぁ~。

これは予想してない展開だったわ。

総魔とのんびり話でもしようと思っていたのに、
肝心の総魔が優奈ちゃんと二人で出かけてしまったのよ。

個人的には追い掛けて行きたい気持ちがあるんだけど…。

吸収の実験に私が関わる余地はないわよね?

ついて行っても邪魔者扱いされるだけだからよ。

何日か前に『必要ない』って言われたことを思い出してしまったことで、
追い掛けることが出来なかったわ。

はぁぁぁぁぁぁ…。

せっかくこうして一緒にいられる機会が出来たのに、
現実はなかなか思うように進んでくれないのよね~。

あうぅ…。

総魔ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。

追い掛けて話をしたいけれど、
邪魔だとは思われたくないわ。

そんな二つの気持ちが混ざり合ったことで、
激しくため息を吐いてしまったのよ。

はぅあぁ…。

落ち込む心。

隣にいる沙織に気付かれないように平静な雰囲気を保とうと意識はしてたけど、
何故か沙織は面白そうに私を見て微笑んでるわね。

う~ん。

なんとなく思うんだけど、やっぱり沙織には気付かれてる気がするわよね?

だけど恥ずかしくて沙織に確認する勇気はないわ。

はぅぅ…。

こうなったらもうどうしようもないわよね?

沙織と出口に交互に視線を向けてから、色々なことを諦めることにしたわ。

今更追い掛けようにもどこへ向かったのかなんて分からないしね。

追い掛けることを諦めて、沙織に尋ねることも諦めたわ。

もうすでに気付かれてる気はするけど。

だけどもしもそれが勘違いだったら自分から暴露することになってしまうからよ。

考えるだけで恥ずかしさ満載だったわ。

とりあえず。

こうなってしまった以上は仕方がないって思うの。

だから今はもうあまり考えないようにして、
大人しく総魔が帰ってくるのを待つことにしたわ。
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