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THE WORLD 作者:SEASONS

4月12日

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礼儀

《サイド:御堂龍馬》

…ん?

あれ?

あそこにいるのは真哉と沙織だよね?

彼と一緒に理事長室に向かってみると、
すでに真哉と沙織が理事長室の前にいるのが見えた。

何か話をしているというよりは、挨拶をしてる感じかな?

…と言うことは。

二人も丁度、来たところなんじゃないかな。

「おはよう真哉、それに沙織も」

「おう!」

「おはようございます」

挨拶を返してくれる二人だけど、
沙織は彼にも声をかけていた。

「おはよう、天城君」

「ああ」

沙織の挨拶に小さく返事を返しただけで、
彼は迷うことなく理事長室の扉に手をかけてしまう。

そして『ガチャッ…』と、開く扉。

挨拶もなく室内に踏み込む彼に続いて、
真哉も遠慮なく中へと入って行ってしまったんだ。

そんな二人の様子を見て、沙織は動きを止めていた。

「う~ん…。」

………。

まあ、ね。

唸りたくなる沙織の気持ちは僕にも理解できるよ。

もう少し、礼儀っていうものがあるんじゃないかな?

まあ、一方的に呼び出されたわけだから
遠慮する必要はないのかもしれないけど…。

僕にしても沙織にしても真似できそうにない行動だとは思うよ。

そのせいかな?

「おはようございます」

沙織は小さくため息を吐いてから、
礼儀正しく挨拶をして室内に進んでいったんだ。
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