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THE WORLD 作者:SEASONS

4月10日

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今日の予定

…で、それから20分後。

私と沙織はみんなの食器を片付けてから、総魔と龍馬の待つ席に戻ったのよ。

「さて、と。みんな、今日はこれからどうするの?」

「私は研究所に行くつもりよ」

真っ先に沙織が答えてくれたわ。

予想はしてたけど、沙織はいつも通りのようね。

となると。

また今日も夕方に研究所に迎えに行く必要があるわね。

「龍馬はどうするの?」

「僕かい?僕は特風会に行くよ。色々とやらなければいけないことがあるからね」

龍馬は特風会ね。

まあ、龍馬もいつも通りって感じかな?

二人の予定を聞いてから、最後に総魔に視線を向けてみる。

「で、総魔はどうするの?」

「午前中に予定はないが、午後からは研究所に戻るつもりでいる」

ふ~ん。

まだ研究所に行くんだ?

一晩中頑張ってたのに、まだ続けるなんて大変よね~。

そんなふうに思ったんだけど。

研究所に戻ると答えた総魔の言葉を聞いて、龍馬は興味を持ったようね。

「何かの実験かい?」

「潜在能力の検証として、どの程度のことが出来るのかを調べているところだ」

「へえ~。それは興味深いね。時間があったら僕も見に行って良いかな?」

「ああ、好きにすれば良い」

断るつもりはないみたい。

私にしても龍馬にしても、
興味があるのなら好きにすればいいっていう態度ね。

そんな総魔の返事を聞いてから、龍馬は私に振り返ったわ。

「そういう翔子はどうするつもりなんだい?」

「え?私?う~ん。どうしようかな~?特に決めてないけど、ルーンに関して調べたいとは思ってる感じ?一応、私はまだルーンが使えないから」

「だったら、僕と一緒に特風会に来た方がいいんじゃないか?あそこなら資料は沢山あるからね」

あ~。

なるほど。

今更だけど、龍馬に言われて思い出したわ。

「そっか。最初からそうすれば良かったんだ。何で今まで気付かなかったんだろ?」

特風会の本棚には数多くの資料が保管されているのよ。

かつて総魔を連れていった時のように、私もあそこで考えるべきだったと思うわ。

「それじゃあ、私も特風会に行くわ」

私の言葉を聞いて頷く龍馬。

そんな私達の会話を横目に、沙織が総魔に話しかけてた。

「あの、天城君。時間があるなら少し相談したいことがあるんだけどダメかしら?」

「いや、構わない」

「ホントに?じゃあ、お願いするわ」

沙織は笑顔を浮かべてる。

何の相談があるのか知らないけれど。

こうして私達は二手に別れて行動することになったのよ。
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