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THE WORLD 作者:SEASONS

4月9日

379/4820

怒涛の二日間

《サイド:近藤悠理》

10102番の生徒にトドメを刺すような試合をしたあとで。

次の第6検定試験会場に移動した私は最後の対戦相手を探すことにしたわ。

この会場での目的は純粋に1勝すること。

ただそれだけで良いの。

だって検定試験会場にいる生徒は8000番から9999番までなんだから。

番号は何でも良かったわ。

セカンド・ステージに入れればそれで良いわけだしね。

そう思って探し出した生徒は単純に試合に負けた直後で弱っていた生徒よ。

それも惨敗って感じの生徒だったんだけどね。

それでもね?

それでも私より番号が上なのは間違いないし。

私にとって倒すべき最後の犠牲者に思えたのよ。

そう思えたことで試合を申請した私は、ついに目的を果たしたの。

「試合終了!勝者、近藤悠理!!」

やった~~~!!!

嬉しさのあまり跳びはねてしまったわ。

ちょっと恥ずかしいかも。

でもね?でもね?

ようやく!

ようやく目標にたどり着いたのよ!!

手にした生徒番号は9999番。

キリがいいというか…

ある意味では最下位なんだけどね。

それでも必死の思いで勝ち取った生徒番号は間違いなくセカンド・ステージを示しているわ。

これで…。

これで私もファースト・ステージを突破して、
念願のセカンド・ステージ進出が確定したのよっ!!

二日がかりでたどり着いた成績。

それは本当にギリギリだけど。

誰の目から見ても間違いのない結果で、
私が待ち望んでいた数字なのよ。

長かったようで短かった気もする怒涛どとうの2日間だったわ。

でもね?

これで私も胸を張って優奈に会いに行けるのよ!

私も頑張ってるんだよって、胸を張って言えるの!

だから…

だから…

今から会いに行くよ!優奈!!
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