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THE WORLD 作者:SEASONS

4月8日

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約束の時間

寮を出てから1時間ほどが過ぎた午前7時58分。

朝食を終えた私は総魔さんと出会えないまま予定よりも30分ほど早く会場に着いてしまいました。

ちょっと早く来すぎてしまいましたね。

もう少しゆっくりしていても良かったとは思いますが、
待たせるよりは待つほうがいいです。

なので、今は総魔さんが来るのを待っているところです。

総魔さんはまだでしょうか?

もうすぐ約束の時間になります。

時計の針が8時になり、
会場が開かれると同時に、数多くの生徒さん達が会場内へと入って行きました。

その様子を黙って眺めていると、突然後ろからポンと肩が叩かれたんです。

一瞬ビクッと驚いてしまいましたが。

ゆっくり背後に振り返ってみると私の肩に手を置いているのは総魔さんでした。

「待たせたな」

「あっ。い、いえ、おはようございます」

「ああ、おはよう」

肩から手を放した総魔さんは控えめに頭を下げてくれました。

「遅くなってすまない。」

「え?あ、いえっ。そ、そんなことはないです!」

全力で否定しました。

早く来すぎて30分も前から待ってたなんて、恥ずかしくて言えないからです。

「悪かったな」

約束の時間からまだ1分も過ぎていないのに総魔さんは謝ってくれたんです。

そのせいで何だか私の方が申し訳ない気持ちになってしまいました。

「あ、あのっ。大丈夫ですからっ。約束の時間ぴったりですよ!」

時計を指差しながら微笑んでみると。

「ああ、そうだな。」

総魔さんも微笑んでくれました。

「行くぞ」

「は、はい」

二人で並んで入る検定会場。

ここにはどんな人達がいるのでしょうか?
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