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THE WORLD 作者:SEASONS

4月7日

311/4820

それまでは

《サイド:御堂龍馬》

行ってしまったね。

翔子と悠理と深海さんの3人も彼と共に次の会場へ向かって行った。

だけど…。

僕は一人で残る決意をした。

このまま彼と行動する気にはなれなかったんだ。

彼と一緒にいれば嫌でも現実を突き付けられてしまうからね。

彼と僕の実力差。

そこから目を逸らしても何も解決しないけど。

現実を見続けられるほど、僕の心は強くなんてないんだ。

どうしても考えてしまうからね。

答えにたどり着いた彼と答えが見えない僕。

その差はとても大きいと思う。

だから僕は、彼から離れてもう一度自分自身と向き合いたいと思ったんだ。

見方によっては逃げているように思われるかもしれないけれど。

それでも僕にとっては重要な決断だったと思う。

彼の影響を受けずに。

彼の存在を気にせずに。

僕は僕の意思で頂点を目指したいんだ。

僕の進む道の先に彼がいる。

それさえ分かっていればそれでいい。

たとえここで道が分かれても、
たどり着く先が彼であればいいんだ。

だからもう一度出会う時。

その時に僕は再戦を願いたいと思う。

だけどそれまでは…。

今は彼のことを忘れて自分自身と向き合いたいと思う。

僕自身の本当の力を手にすることが何よりも優先すべき目的だからね。

その為に僕は動き出そうと思う。

いつの日か…

彼に挑むその日の為に、ね。
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