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THE WORLD 作者:SEASONS

4月7日

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決意を新たに

《サイド:美袋翔子》

はあぁぁぁぁ…。

ただただため息しかでないわね。

よく分からない試合も、よく分からないまま終わったし。

気が付けば受付に戻ってきていたわ。

相変わらず心の中では不安が渦巻いているけれど。

こうして悩んでいても解決しないことは自分でもちゃんと理解してるつもりよ。

とりあえず。

私は私のやるべきことをしなくちゃいけないわよね。

ここで悩んでいたって解決しないんだから。

出来ることをしなくちゃいけないのよ。

それは分かってる。

分かってるけど、ね。

心はそう簡単に割り切れないの。

うあ~~~~~~~っ!!!!

ってね。

全力で叫びたくなる気持ちをぐっと堪えて何度も深呼吸をしてみたわ。

迷っても仕方がないからよ。

自分に言い聞かせてから龍馬に視線を向けてみる。

「で?結局これからどうするの?」

尋ねてみると。

「まあ、僕達に出来ることは限られているからね。」

龍馬は少しだけ困ったような表情で笑顔を浮かべてから私の質問に答えてくれたわ。

「とりあえずはこのまま続けるしかないんじゃないかな?」

あ~、うん。

まあ、そうよね。

このまま続けるしかないわよね。

もちろん『試合』を、っていう意味よ。

その程度はすぐに理解できるわ。

今より芋強くなる為に。

そして自分自身の力を知る為に。

精一杯戦い続けることが今の私達に出来ることなのよ。

だから…。

うん!!

気持ちを切り替えて、試合を再開することにしたわ。

悩んで足を止めてる暇はないからよ。

少しでも目標に近づく為に今は歩き続けなければいけないの。

私自身の力と総魔に…ね。

心の整理ができたことで決意を新たにして、
もう一度受付で手続きを行うことにしたわ。

隣には龍馬がいるわね。

そして反対側には悠理ちゃんがいるわ。

3人揃って手続きを進めてく。

そして私達はそれぞれの方向へと別れて、
バラバラに試合場に向かって歩きだしたのよ。
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