挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
THE WORLD 作者:SEASONS

4月6日

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

更新通知 0/400

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

237/4820

際限なく

少しずつ近付いていく距離。

光に気づいてからホンの2、3分ほどで二人の前にたどり着きました。

「お待たせしました」

「ううん。別に待たされたわけじゃないから、気にしなくていいわよ~」

「ふふっ、ありがとう」

明るく出迎えてくれた翔子に微笑んでから、彼にも視線を向けます。

「今の魔術は…」

「明かりを灯す魔術を改良しただけだ」

質問をする前に彼は答えてくれました。

すごく簡潔な答えですね。

それでもその一言だけで魔術の理論は理解できました。

際限なく数多くある魔術の形の一つなのです。

その一つとして直線を形作った、ただそれだけのことだからです。

それでも実際に考えて臨機応変に使いこなせるというのは、
それだけで一つの才能だと言えると思います。

「私も覚えておきます」

新たな魔術を記憶に留めつつ。

彼に対しても微笑みました。

そしてすぐに二人が持っているものに視線を向けてから言葉を続けます。

「私も注文を終えたら合流しますので、おさきにどうぞ」

合流することを伝えると。

彼は小さく頷いてから空いている席へと歩きだしました。

「待ってるね~!」

翔子も彼の後を追って歩きだします。

そんな二人の背中を見送ってから、
私は別の方角へと歩きだしました。

彼と翔子。

二人に合流するという目的は意外と簡単に果たせそうだからです。

だとしたら残る問題は…もう一人との合流ですね。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ