第4話
カチャ キィー ガチャン!!
『っ……ん?』
屋上でそのまま眠ってしまったみたいだ…。
時計を見る…。ヤバッ昼休だ!!
『ん〜』
背中を伸ばしてると後ろから
「やっぱりここにいたのか…」
『先生…』
月下先生がいた。
「何していたんだ?ホームルームと四限までサボって…」
『いや〜スッコーンと寝ちゃいました。アハハ』
「笑ってる場合?昼からはでるんだぞ?」
『は〜い。わっかりましたぁ』
教室に戻ろうとすると
「……いいのか?本当のことクラスのみんなに知って貰わなくて…。」
心を見透かされたかな…
「君は嫌なことがあるとよく屋上にいる」
鋭いなぁ…先生。
『えぇ…。まぁいいですよ。そのことわ…』
「どうして?」
『まぁ…相手に暴力を振るったのは事実ですし……。あの人達は気に入らなかったし。真実話すと先生に引っ越される(収入が減る)可能性が……。』
「でも…」
何か先生が言おうとしてるが気にしないで教室に戻る。 一人で抱えようとする−その言葉が思い出される。でも僕は誰かに頼るなら頼らず抱える。誰かに迷惑なんてかけたくない。
でも孤独は嫌だ。誰かと話したい。遊びたい。繋がっていたい。嫌な性格だな……。
階段を降りながら苦笑いする僕だった。
少し前
私は昼休み月下先生を見かけた。何で一人で屋上に向かってるんだろう?……。後を追ってみることにした。
ガラガラ
教室に入る。
わぁ…みんな目を反らした…。
「授業サボって何してたの?」昇が話しかけてくる
『睡眠。いゃー昼まで寝るとわ…。』
「昼飯は?」
『弁当モテキタアル』
「なんでカタコト?俺も弁当だから一緒に食べない?」
『イイデスヨ。』
「カタコト辞めて」
弁当食べる僕ら。
食べ終わり。そろそろ数学(五限)始まりそうな時間…。
ガラガラ
澪が教室に入って来た。そしてこちらに向かって来る。 何か決心した顔で
「ねぇ司…。」
『ん?何お金ならありませんよ?』
「違う!!」
大きな声で言う。みんなが何事かとこっちを見る。
『怒るなって…どうしたの?』
「司。私本当の事が知りたい。」
キーンコーンカーンコーンチャイムが鳴る
自分の体が冷たくなる…。さっき会話聞かれた!?
『なっ何のこと?』
自分でも下手くそな演技だなぁと思った
「一年の時、司がやったことの真実。」
周りの人達にも聞こえたのだろう。ざわざわ騒ぎ始めた。
『えーっと…』
「真実?俺も興味あるな…。一年の冬頃転校してきたから事情はわかんないから」
昇も真面目な顔で言う。
『授業開始のチャイムがなったしまた今度の機会に…』
司は逃げ出した。
「いいさ、構わない続けなさい。みんなも知りたそうだしね。」
しかしまわりこまれてしまった。
『先生…。』
月下先生がいつの間にか教卓にいた。
「逃げないで…。本当の事教えて」
澪は言う。
ちっ退路なしか……。
『わかったよ…。どこから話せばいいのやら』
僕は説明した。
(月下先生目当てと言うのは伏せて。仲間にならないかという誘いを蹴ったことにして)
私は何であいつがあんなことをしたのか知った。
あと司は
『嘘だと思うなら体育の渡辺先生に聞け。』
と言った。
でも私は嘘ついてるなと思った。あいつは暴力を振るうくらいなら逃げる。それに彼らの仲間に誘われる理由が無い。
私は真実が知りたいのに……。
「司…う
「もういいだろう?嘘をつかなくて」
言おうとしたら先生が喋りだした。
「君達には本当の真実を教えてやる。」
先生がポケットから何か取り出した。
『先生それは………なんで?』
司は驚いてる。
「君の部屋から持ってきた。」
黒い笑顔で答える先生。
あれは何だろうボイスレコーダー?
カチッ
「これが真実よ。みんな納得できた?」
私は納得した。多分みんなもそうだろう。
キーンコーンカーンコーン
ちょうどいいタイミングでチャイムが鳴る。
「今日の授業はここまでだ」
教室を出てく先生。
司もそれを追って行く。 |