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兄と妹えぶりでい
作:七色



空白


「兄よ」

「何だ妹」

「久しぶりだな」

「……さてどう反応するか」

「約1ヶ月ぶりくらいか会うのは」

「あぁ、お前が全く部屋から出てこなかったからな。
この一ヶ月お前は何をしていたんだ?部屋から黒煙まで噴出して」

「何を言っているの兄よ。私は今日の朝食時にも居たが。
ついにボケがきたのか。そうなのか。ならば最早身辺にいる私としては公害でしかない。
それ相応にさっさと保険に入って死ぬがいい」

「妹よ。色々と言いたいが取り合えず都合というものがある。
そして認めなければいけないものでも、時には目を逸らさければいけないのだ。
そうしなければ崩れていくモノというのも世界にはあるのだ。
いや、むしろそういったモノが世界なのだ」

「熱弁したところで所詮言い訳だがな」

「……まさか貴様全て分かった上でか」

「無論」

「そうやってほつれていく世界を見て楽しいか魔王」

「誰が魔王だ愚兄」

「お前ほど魔王という呼び方が合う奴もそうはいないな」

「どういう意味か聞くだけ聞いてやる。
いうだけ言ったら歯を食いしばれ。
大丈夫だ痛みはない。感じる暇もなくその首とばしてやる」

「また日本刀か。しかも二本」

「日本だけにな」

「……」

「……」

「妹」

「仕方ないのだ。いまいち勝手が分からなくなったのだ。
空いてしまった空白を埋めるのは難しいのだ」

「今のは言いたくても言ってはいけないところだったな」

「……チッ」

「だから照れ隠しに刃物を振り下ろすな。
そんな事でいちいちデッドオアアライブを彷徨う俺の気持ちにもなれ」

「蛆虫の気持ちを理解しようと勤める人間はいない」

「分かった分かった。今のは流してやる。だからその武器を下ろせ」

「分かった」

「・・・・誰が俺の頭の上に振り下ろせといった」

「何だ兄、ついに死にたくなったのかと思った」

「死ね死ねとお前人の命はそんなに軽くないのだぞ」

「今更だな」

「今からでも遅くない。俺は決めたのだ。
妹よ、お前を今年中に脱ニートさせてみせる。
そうしなければ死んだクソッタレな両親に顔向けできん」

「不可能だ。ついでに私たちの両親は健在だろうが」

「最早顔も思い出せんほど家に居ない親など死んだも同然。
仕送りもいつの間にか止まっているしな。
面倒もみない、養育費も出さない。何が親なモノか。
放任主義?片腹痛い。無責任も上手くいったものだな。
俺は断固として奴らの生存を認めない」

「そうか」

「妹よ。すぐそうやって兄の熱弁を切り捨てるのはどうかと思う。
せっかくつながりそうな話をそうやって無碍にしてはいけないと思う」

「私にとっての親も兄も金づるでしかないからな。
兄か親、どちらか一方が馬馬車の如く働きせっせと私に金を配給すればすべて無問題。
逆説的にどちらか一方の行動など蟻の巣作り程どうでもいい」

「家出する。探してくれるな」

「一向に構わんが生活費は置いていけ」

「……せつない」





どうもすいません。遅れまくりました。
サボり癖がついちゃっていけませんね。
サボって話しの雰囲気を忘れちゃって、
それを思い出すまで駆けなくて、そしてまたサボって。
終わらない悪循環。
次からはあまり期間をおかないようにしたいです











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