縦書き表示RDF


作:暗闇





















光の群がシャボン玉の様に静かに静かに空に舞い上がる













綺麗な綺麗な光だった











静かに








静かに









空へ昇る













少しずつ












少しずつ














武器の落ちる音がした

















全ての人間が武器を手から離し
















全ての人間がその光を見た

















小さく













小さく輝きながら



















光は空へ昇った


























思い出されるのは最後の言葉

















『ありがとう、さようなら』




















不老不死の生き物はけして、涙を流さないそうだ

















最後に見た彼奴は

















静かに














涙を流してた



















光が消えた後も


















ずっと












ずっと














人間は空を見上げていた



















勝手に涙が溢れてくる


















訳の解らない哀しみに

















人間は包まれた



















生暖かい涙が

















頬を伝った


















さようなら


















さようなら


































さようなら





















ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




◆BACK
小説家になろう