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皆幸せに。
 昔、メルスという王妃様がいました。
 王妃様は、王様と結婚したくてしたわけじゃあありません。
 王様に、無理やり結婚させられたのです。
 
 王様は、メルスと居れば幸せになれると考えました。
 でも、無理やり結婚させても嬉しくありません。
 だから、メルスとは離婚しました。

 メルスは、解放されて喜びました。
 喜んで町を歩いています。そして、家に帰りました。
 でも、親はメルスを追い出しました。

 王様は、王座に腰をかけてうなりました。
 どうやったら幸せになれるのかが分かりません。
 だから、町へ行きました。
 
 メルスは、家を追い出されて泣いていました。
 そんな時、教会が目に入りました。
 メルスは、ゆっくりとそこに入りました。
 
 王様の目には、教会が移りました。
 だから、神にどうしたら幸せになれるかを聞くため、そこに入りました。
 そこには、倒れているメルスがいました。

 メルスは、神父様に追い出されようとしていました。
 でも、なにもないメルスは、頼みました。
 メルスは、断られたので仕方なく出ていこうとしましたが、体調が悪くなって倒れてしまいました。

 王様は、神父に問いかけました。
 なぜここにメルスがいるのかと。
 神父は、お金がないからだと答えました。

 メルスは、見覚えのある部屋にいました。
 そこには、王様が腰かけていました。
 王様は、ここで働けと命じました。

――数年後――

 王様は、メルスを見ました。
 働いているメルスを見ると、メルスが愛おしくなってきました。
 王様は、ゆっくりと言いました。

 メルスは、王様に聞かれました。
 また我の妻となってくれと。
 メルスは、答えました。

 王様は、狂喜しました。
 メルスは、頷いたのです。
 今度は幸せになれるように願いました。

 メルスは、ゆっくりと頷きました。
 王様が無理やり妻にさせようとしなかったからです。
 メルスは、王様に抱きつきました。

 王様は、幸せでした。
 最初から無理やり結婚させなければよかったのです。
 王様は、満足げに2人の子供を見ていました。
冬童話2012 
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