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0から始める小説の書き方徹底講座! 作者:N.M.ぺんくらぶ

オリジナリティー論

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オリジナリティの意味

 おそらく商業作品を数多く読んでいる方ほど実感していることかもしれませんが、小説を構成する要素すべてがオリジナルの作品はもう出て来ないかもしれません。斬新なアイデアを求むと膨大な費用と手間をかけた新人賞の受賞作品でさえ既存+αといったところでしょう。

 もう少し具体的な数字を挙げるとすれば、小説を構成する要素のうち、どれか一つでも新しければ充分なんです。二つ三つ新しければ編集部は大歓喜することでしょう。それくらいオリジナリティは厄介な存在なのです。

 なぜそんなことになるのでしょうか?

 それは商業で求められる「オリジナリティ」が「独創的」なだけでなく「売れる要素」を含むことを前提にしているからです。つまり斬新であればなんでもいいというわけにはいきません。

 本来なら「オリジナリティ」とは「他人には真似できない発想」と考えてもられば差し支えないのですが、上記のような理由が存在するため、ここで扱う「オリジナリティ」とは商業的に「売れる要素」を含んだ「他人には真似できない発想」という意味で捉えてください。

 ではどうすればオリジナリティを生み出せるのか?

①たくさん小説を読む。
②たくさん漫画を読む。
③たくさん映画を観る。
④たくさん音楽を聴く。
⑤たくさん出かける。

 結局のところ書き手の知識を上回るオリジナリティは生まれないんです。三百冊以下は圧倒的に読書量が足りないと豪語する作家さんもいますからね。ただし「他人には真似できない発想」を生み出すだけではいけません。なぜならその発想を物語として再現する技術を持っていなければ他人から評価を得られないからです。技術的なことは各項目に委ねるとして、ここでは一つジレンマについて書いておきます。

・発想を上手く伝えるために技術力を修得しなければならない。
・技術に傾倒すると新人賞で求められる新鮮さを欠いてしまう。

 技術は必要なのに技術に頼ると駄目。なんか矛盾していますよね。
 これは創作を方法論で考え過ぎて「主人公はこうあるべき」や「こういう展開にすべき」みたいな現象を起こしてしまうことに起因しています。あくまで技術力と新鮮さのバランスが大切です。小説は基本技術を身に付けると飛躍的に上達しますが、ある段階まで上手くなると成長が頭打ちになります。ここで限界を超えられるか停滞してしまうか、それがプロになれるかの分岐点かもしれません。 N
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