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手紙 作者:Pー龍
24/53

平日午前の映画館

 前の晩に早めに寝たこともあり、その朝いつもより少しだけ早く起きた私は新聞に目を通して最近の社会情勢というものに触れました。いつもは番組欄だけにしか目を通さない新聞が少しだけ新鮮に感じられます。飛行機の墜落事故を報じる新聞紙面上の写真を見て、やっぱり私にはこの仕事は向いていないと感じました。一夜明けて、体調の方はすっかりと回復しています。おばあちゃんの湿布薬は本当によく効きます。新聞に一通り目を通した後は朝ご飯を用意してそれをおばあちゃんと一緒に食べます。後片付けをして服を着替えて、午前8時前におばあちゃんに見送られて家を出ました。
「いってらっしゃい。映画楽しんどいで。」
 おばあちゃんにもお小遣いをもらってしまいました。

「行ってきま~す。」

 映画館へ行くには私の家から15分ほどバスに乗って、電車に乗り換えて20分、駅を降りてから映画館まで少しだけ歩きます。こんなわけで早朝走り込みを延期したのは正解だったと思いたいです。
 通勤通学の人の波に翻弄され飲み込まれそうになりながら映画館についたのは家を出てから1時間弱といったところ。ちょっと早く来過ぎちゃったのかな、もっとゆっくり家を出てきても良かったのかなとも思いましたが、時間の余裕はそれほどありませんでした。
 まずは窓口で上映時間を確認。上映までは残りあと40分でした。ラッキーなことに平日の午前中、やっぱりお客さんの姿はあまりありません。チケットがあるので、窓口で座席を確保しました。8列目の真ん中の席を押さえました。パッと見まわして映画館にいるのは私の他、小さい子どもを2人連れたお母さん、サラリーマンっぽいおじさん、大学生っぽい男女2人組が4組、大学生っぽい男性4人組、大学生っぽい女性2人組、おばさま5人組。他の映画も上映しているので、私が見に来たアニメ映画を一緒に見ることになるのはこの中で何人くらいなんだろう。
 売店ではまずパンフレットを入手です。売り切れてはいませんでした。その他いろいろ悩んだ結果、キャラクターマグカップ×3、ストラップ、ボールペンを買いました。ポスターもママへのお土産に欲しかったんだけど、無事に持って帰る自信がありません。そろそろ上映時間が近づいてきました。
 でもまだポップコーンとコーラLサイズが必要です。朝はしっかり食べて来たけど、映画館に来たらつい欲しくなってしまいますよね。急がなくっちゃ。
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