Magic of burglar(1/7)縦書き表示RDF


Magic of burglar
作:裏切り者



Prologue


海に太陽が沈み、港町に夜が降りてくる。通りを行く人は入れ代わり、町は静寂を帯びる。子守唄の波音が人々を寝静ませ、町は表情を変える。
暗黒のカーテンが降りきった時、彼はそこ―――教会の上に立っていた。
「ふむ。今宵は月が綺麗だな。」
今日は満月、月の光が彼の姿を浮かび上がらせる。身長は180センチ位だろうか。全身を黒で統一し、銀髪が風に靡いている。年齢はわからない。
彼は呟く。
「闇よ、我が懐に集え。ラジアル。」
彼の姿を闇が覆い隠し、見えなくなる。

運命の歯車はまわりだす。ゆっくりと。確実に。その先は―――












ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




TOP | NEXT


小説家になろう