どこかにある異世界の物語。竜騎士の名門の子として生まれたアオイ。ヒューイという飛竜と共に、竜騎士になるための訓練をするために学校へと通っていた。しかし、最近アオイはヒューイと上手く行っていなかった。常に先頭をライバルのスカイに走られて、トップを取れない。父親の失望の溜息が、茨のようにアオイの心を締め付ける。そんな中、迫るは竜騎士の大会。5つの学校から選抜されたエースが集まり、ラクショルス渓谷を駆け抜ける、その大会に向けて、ラクショルス渓谷で練習をしていたアオイであったが、突然バランスを崩したヒューイと共に、谷底へと転落してしまう。そんな彼女を助けたのは、左腕を無くしたミナスという女性だった。
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N3672D
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5903文字(約12分)
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通常小説[短編作品]
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ファンタジー
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「アオイよ、お前にこの竜を授ける」彼女の腕に託されたのは、小さな彼女でも十分抱きしめる事ができるほどの小さな――小さな幼(よう)竜(りゅう)だった。ザラザラとした竜の鱗。暖かい吐息。静かに眠る竜の横顔の愛らしさに、彼女は嬉しそうにその柔らかな頬で竜を撫でた。「共に生き、共に大空を支配せよ。クー |