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ライトノベル小説で学ぶ宅建士(宅地建物取引士、旧:宅地建物取引主任者)試験 過去問版 作者:大滝七夕

権利関係ステージ1

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宅建士試験過去問 権利関係 連帯債務 1-33 平成13年 解説


建太郎「連帯債務の場合は、債権者は誰に対しても、どれだけの額を請求してもいいという話だよね」

(履行の請求)
第四百三十二条  数人が連帯債務を負担するときは、債権者は、その連帯債務者の一人に対し、又は同時に若しくは順次にすべての連帯債務者に対し、全部又は一部の履行を請求することができる。

胡桃「次、2はどうかしら」
建太郎「連帯債務には、保証債務と違って、分別の利益がないという話だよね。例えば保証債務の場合は……」

(数人の保証人がある場合)
第四百五十六条  数人の保証人がある場合には、それらの保証人が各別の行為により債務を負担したときであっても、第四百二十七条の規定を適用する。

(分割債権及び分割債務)
第四百二十七条  数人の債権者又は債務者がある場合において、別段の意思表示がないときは、各債権者又は各債務者は、それぞれ等しい割合で権利を有し、又は義務を負う。

建太郎「この条文にあるように分割債務になるけど、連帯債務の場合はそうはならない」
胡桃「そうね。保証債務との違いを確認しておくことね。3はどうかしら?」
建太郎「連帯債務者は、対外的には――つまり、債権者に対しては、個々の連帯債務者が債務の全額の弁済をしなければならないわけだけど、内部的には――つまり、連帯債務者同士では、負担部分がある。設問のように2000万円の連帯債務なら、ABがそれぞれ、1000万円ずつと負担しているように。その場合は、自分の負担部分を超える分は他の連帯債務者に求償できるんだよな」

(連帯債務者間の求償権)
第四百四十二条  連帯債務者の一人が弁済をし、その他自己の財産をもって共同の免責を得たときは、その連帯債務者は、他の連帯債務者に対し、各自の負担部分について求償権を有する。
2  前項の規定による求償は、弁済その他免責があった日以後の法定利息及び避けることができなかった費用その他の損害の賠償を包含する。

建太郎「求償する場合には、『弁済その他免責があった日以後の法定利息及び避けることができなかった費用その他の損害の賠償を包含する。』と」
胡桃「そうね。理解できているようね。じゃあ、4はどうかしら」
建太郎「これも条文そのままの出題だよな。『連帯債務者が相殺を援用しない間は、その連帯債務者の負担部分についてのみ他の連帯債務者が相殺を援用することができる。』と」

(連帯債務者の一人による相殺等)
第四百三十六条  連帯債務者の一人が債権者に対して債権を有する場合において、その連帯債務者が相殺を援用したときは、債権は、すべての連帯債務者の利益のために消滅する。
2  前項の債権を有する連帯債務者が相殺を援用しない間は、その連帯債務者の負担部分についてのみ他の連帯債務者が相殺を援用することができる。

胡桃「解説するまでもないわね。というわけで、答えはどれかしら?」
建太郎「3だね」

●ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキストとは?

 宅建士(宅地建物取引士)資格試験の基本テキストです。

 一般的な資格スクールのテキストとは違い、全文が小説形式で記されています。ライトノベル小説を読む感覚で、宅建士試験の勉強ができてしまうという画期的なテキストです。

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ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 権利関係1
→ http://new.novelzidai.com/article/178327526.html

ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 権利関係2
→ http://new.novelzidai.com/article/178911897.html
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