挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
ライトノベル小説で学ぶ宅建士(宅地建物取引士、旧:宅地建物取引主任者)試験 過去問版 作者:大滝七夕

権利関係ステージ2

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

更新通知 0/400

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

194/320

宅建士試験過去問 権利関係 債権者代位権 2-22 平成22年 解説


(債権者代位権)
第四百二十三条  債権者は、自己の債権を保全するため、債務者に属する権利を行使することができる。ただし、債務者の一身に専属する権利は、この限りでない。
2  債権者は、その債権の期限が到来しない間は、裁判上の代位によらなければ、前項の権利を行使することができない。ただし、保存行為は、この限りでない。

胡桃「まず、債権者代位権を行使するためには、三つの要件があったわね。何か分かるかしら?」
建太郎「ええっと……。まずは、債務者に対する債権を保全する必要があることだよな。債務者の資力が乏しいような場合だよな」
胡桃「本来、債権を行使するかどうかは債権者の自由なわけで、それを第三者が行使しようというのだから、相当の理由が必要とされているのよ。厳密にいえば、債務者が無資力であることと、債権者の債権――被保全債権が金銭債権である場合に限るとされているわ。二つ目は?」
建太郎「条文にはないけど、債務者が自ら権利行使していないことが要件とされていたよな」
胡桃「そうね。三つ目は?」
建太郎「債権者の債権――被保全債権が履行期にあることだよな」
胡桃「その三つの要件を満たした場合に、債権者代位権を行使することができるとされているわ。そのことが理解できていれば、1の正誤は判断できるわね」
建太郎「OK」
胡桃「本来、債権者代位権は、金銭債権の場合に限定されているわけだけど、金銭債権以外の債権の事例でも転用されているのよ。選択肢2から4までが、転用事例を問う問題だというのは分かるわね」
建太郎「ああ。まず、2は、登記請求権だね。判例通りだよな」
胡桃「そうね。ちなみに、2のような事例では、債務者が無資力であることは求められるのかしら?」
建太郎「いや。無資力要件は求められないんじゃなかった?債務者の資力の有無にかかわらず、債権者代位権を行使することができる」
胡桃「そうよ。3はどうかしら?」
建太郎「これも転用事例。判例そのままだね」
胡桃「賃借人が直接、自己に明渡すよう請求できるという点を押さえておいてね。4はどうかしら?」
建太郎「これも転用事例だよな。判例そのままの出題になっている」
胡桃「そうね。抵当権者は、自ら使用収益するわけではないけど、それでも、直接自己に明渡すよう請求できるという点を押さえておいてね」
建太郎「OK」
胡桃「というわけで答えは?」
建太郎「1だね」

●ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキストとは?

 宅建士(宅地建物取引士)資格試験の基本テキストです。

 一般的な資格スクールのテキストとは違い、全文が小説形式で記されています。ライトノベル小説を読む感覚で、宅建士試験の勉強ができてしまうという画期的なテキストです。

 入門書ではありません。宅建士試験で問われる項目はすべて網羅しており、一部は、司法書士試験、不動産鑑定士試験レベルの内容も含んでいます。シリーズを全巻読破すれば、宅建士試験に楽々合格できるレベルの知識が身に付きます。
 初めて宅建の勉強をする方はもちろんのこと、一通り勉強した中上級者の方が、試験内容をサラッと再確認するのにも役立ちます。

 通勤時間や待機時間に、資格スクールのテキストをめくっても、集中できなくて、内容が頭に入ってこない。という悩みを抱えている方も多いと思います。
 でも、ライトノベル小説ならすんなりと読めるのでは?

 既にお持ちの資格スクールのテキストや過去問と併用してお読みいただくことで、より一層、内容を理解することができますよ。

●ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキストシリーズは下記で公開しています

 ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 権利関係1
→ http://new.novelzidai.com/article/178327526.html

 ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 権利関係2
→ http://new.novelzidai.com/article/178911897.html

 ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 権利関係3
→ http://new.novelzidai.com/article/179151680.html

 ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 法令上の制限1
→ http://new.novelzidai.com/article/179682047.html

 ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 法令上の制限2
→ http://new.novelzidai.com/article/179997433.html
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ