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ライトノベル小説で学ぶ宅建士(宅地建物取引士、旧:宅地建物取引主任者)試験 過去問版 作者:大滝七夕

権利関係ステージ2

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宅建士試験過去問 権利関係 無権代理 2-8 平成24年 解説


建太郎「1は条文そのままの事例だね」

(無権代理)
第百十三条  代理権を有しない者が他人の代理人としてした契約は、本人がその追認をしなければ、本人に対してその効力を生じない。
2  追認又はその拒絶は、相手方に対してしなければ、その相手方に対抗することができない。ただし、相手方がその事実を知ったときは、この限りでない。

建太郎「本人Aが無権代理人Bの行為を追認している以上、AC間の売買契約は有効になるんだよな」
胡桃「そうね。2はどうかしら?」
建太郎「これは判例の事例だよな。本人Aが死亡した後、唯一の相続人である無権代理人Bが相続した場合は、無権代理行為は相続と共に当然に有効になるとされている。本人の追認拒絶権を無権代理人が行使するのは、信義則に反するからだよな」
胡桃「無権代理人が単独で相続した場合だということに留意してね。3はどうかしら?」
建太郎「2のケースとは逆に、無権代理人Bが死亡して、本人Aが相続した場合だよな。この場合は、本人が本人の立場で、追認拒絶権を行使することは、信義則に反するものではないから、認められていると」
胡桃「4はどうかしら?」
建太郎「本人Aを無権代理人Bを含む複数の相続人が相続した場合の事例だよな。この場合、本人の追認権は相続人全員に不可分的に帰属することになるわけで、共同相続人全員が共同して無権代理行為を追認しない限り、無権代理人の相続分に相当する部分でも、無権代理行為が当然に有効になるわけではない。というのが判例だよな」
胡桃「そうね。2の事例との違いを比較しておいてね。というわけで答えはどれかしら?」
建太郎「2だね」

●ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキストとは?

 宅建士(宅地建物取引士)資格試験の基本テキストです。

 一般的な資格スクールのテキストとは違い、全文が小説形式で記されています。ライトノベル小説を読む感覚で、宅建士試験の勉強ができてしまうという画期的なテキストです。

 入門書ではありません。宅建士試験で問われる項目はすべて網羅しており、一部は、司法書士試験、不動産鑑定士試験レベルの内容も含んでいます。シリーズを全巻読破すれば、宅建士試験に楽々合格できるレベルの知識が身に付きます。
 初めて宅建の勉強をする方はもちろんのこと、一通り勉強した中上級者の方が、試験内容をサラッと再確認するのにも役立ちます。

 通勤時間や待機時間に、資格スクールのテキストをめくっても、集中できなくて、内容が頭に入ってこない。という悩みを抱えている方も多いと思います。
 でも、ライトノベル小説ならすんなりと読めるのでは?

 既にお持ちの資格スクールのテキストや過去問と併用してお読みいただくことで、より一層、内容を理解することができますよ。

●ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキストシリーズは下記で公開しています

 ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 権利関係1
→ http://new.novelzidai.com/article/178327526.html

 ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 権利関係2
→ http://new.novelzidai.com/article/178911897.html

 ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 権利関係3
→ http://new.novelzidai.com/article/179151680.html

 ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 法令上の制限1
→ http://new.novelzidai.com/article/179682047.html
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