鳳凰の翼(16/22)縦書き表示RDF


正月でだいぶ遅れてしまいましたが、今日は意外な人物が味方になります。この小説を見て皆さんが少しでも笑ってくれますように・・。
鳳凰の翼
作:満月の闇



第15羽:意外な味方


(落ちつけ・・・。ティアにまどわされるな・・・。)
なんとか自分に言い聞かせ、気を静めるエン。味方に惑わされるのも変な話だがとりあえず、怒りは少しだけおさまった。
「ん?」
「「・・・。」」
ヒサメとティアが何故か静かになっていた。
(・・・ま、いいか。)
気を取り直して『風斬羽(ウイングブレード)』を構えるエン。
「ホッ・・・。」
後ろでティアが安堵あんどのため息もらした。

                    *

「!」
はっ、と我に返るヒサメ。
(相手の気迫きはくに押されてしまった・・・!)
と、そこでエンが剣を構え、自分に向って走って来るのが見えた。
「―っ!」

ガキィィィン!

ヒサメのやりとエンの剣がぶつかり、金属音をたてた。
「ちょっとそこをどいてくれねぇか?」
ヒサメの槍とぶつからせたまま言うエン。
「はは・・・。」
苦笑するヒサメ。
(おかしい。)
みしっと、ヒサメの持つ槍がきしむ。
(ヒサメほどの相手なら自分の魔力で作った武器ものを使うはずだ・・・。)

ぎしっ

(何故、(そこら辺で売ってそうな)市販の槍を・・・?)

めきっ

「くっ・・・。」
小さくうめくヒサメ。
「!」
そこでエンはあることに気づいた。
(敵意がない!?)
すばやく後ろに飛び退くエン。
そして、『風斬羽(ウイングブレード)』を構えながら言った。
「ヒサメ、一体いったい何のつもりだ・・・?」
「・・・僕はね、君をあの組織に渡すつもりじゃないんです。」
「じゃあ、一体何をしに・・。」
ティアがそう言うと、ヒサメはにっこり笑って、

「君達を、ある方の指示しじむかえに来たんですよ」


U:「まだなん?」
作:「もうすぐです」
エン:「ほんとかよ」
U:「Rさんは?」
作:「ワカリマセン」
エン:「何でカタカナなんだよ」











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