第8話 俺俺詐欺
「いっただっきま〜す!」
10分後
大皿に盛った約200個の餃子はきれいに無くなっていた。
(頑張って1時間かけて作ったのに・・)
暁 「追加まだ〜?」
天 「まだ〜?」
「もう無ぇよ」
暁 「んじゃ、デザート!(宮崎県産マンゴープリン希望♪)」
天 「マンゴ〜マンゴ〜」
「そんなモン作ってるワケ無ぇだろ!」
暁
「え〜」
天
「え〜っつってもだめだ!」
「今から作れるヤツでいいから作って〜」
「生クリームでも食ってろ!」
暁葉さん達は冷蔵庫を開けて生クリーム(ホイップ済み)を取り出し皿に
出してスプーンですくって食べ始めた。
「ぅおっ、ちょっと待てちょっとまて今のは冗談だからそれはやめろ!」
「じゃぁ何か作ってくれる?」
「作るから」
「よっしゃー!」
俺は家にあった果物(オレンジ、キウイ、桃、メロン)と缶詰(パイナップル、
サクランボ)を出してフルーツポンチを作った。
暁
「フルーツパンチ〜フルーツパンチ〜」
天
(何か痛そうな名前だな。)
「いっただっきま〜す!」
「ぅっめぇ〜!」
「まいう〜」
プルルルル
プルルルル
ん、電話だ。めんどいから無視するか
プルルルル
プルルルル
プルルルル
プルルルル
プルルルル
プルルルル
プルルルル
しつけぇな。
「巧君電話でないの?んじゃ私が出る〜」
「出なくていいから・・・」
「ってやめぃ!」
ガチャッ
出ちゃったよ、、
「はい、もしもし原田巧じゃ無くて2006年名前ランキング54位の紺野巧の居候の
アシュラークヒトラントシュタインことアシュですがご用件は」
長ぇよ。ついでに余計だ。
「あ、巧に代わってくんない?」
「は〜い、巧君、はい」
「もしもし、」
「あ、巧じいちゃん?俺俺、俺だよ」
じいちゃん?俺俺詐欺か?
「実はさ〜俺借金作っちゃってさ〜じいちゃんトコに明日借金取り来るんだけどさ、
払っといてくんないかなぁ?」
「失礼ッスが俺ン家じいちゃんとかばあちゃんなんて居ないッスよ?」
「ジョークだよジョーク、この頃仕事の調子はどうだ?」
立場変えちゃったよ。スッゲー捨て身だな、
「仕事してないし、俺高校生ッスよ」
ガチャッ
あ、切った。
「巧くーんどしたの〜?」
「何でもない、」
「もしかして今またニュースでやってる新種の俺俺詐欺?私あれの調子狂わせるの
好きだったのに」
「あ〜面白ぇよな〜あれ、」
全国の俺俺詐欺師の皆さん、お気の毒に、もうそんなことやめましょう。
「さ、帰るか。」
「食い逃げかよ」
無視。
・暁葉さんは帰っていった。
・天使は即寝始めた。
・俺は一人で皿の片づけを始めた。
誰か手伝えよ・・
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