第13話 仁義無き豆まき
朝起きたら
家が(何かの)アジトになっていた。
壁には意味不明なモノがかかっていたり打ちつけられてたり
床にも意味不明なモノが転がってたり、
「何なんだよコレーー!」
叫びながら犯人(天使)を探す。
いた。
「てめぇ。何のつもりだ?コラ」
「あ、オハヨ巧君♪今日は節分だよ♪」
(天使が節分ってすんのか?)
ピーンポーン
あ、誰か来た。
ピンポンピンポンピポピポピポピポピピピピピポピピポピプッ・・・・
連打しすぎ何ですけど・・・
呼び鈴変な音たてて止まっちゃったよ。
ガチャッ
「暁葉さん?」
ピンポンダッシュ?
寒いから閉めよ。
バタン
カチャカチャ(鳴らなくなった呼び鈴のボタンを押す音)
ガチャガチャガチャ(ドアの取っ手を上下させる音)
ドンドンドンドンドン(ドアを殴る音)
そろそろ開けるか。
バキィッ
ドアが綺麗な放物線を描いてコッチに飛んできた。
「チッ」
玄関に行くと
居ない。
ガチャガチャトントンダッシュ為らぬ(小学校の放送室で過去に流行ったらしい)
カチャカチャガチャガチャドンドンドア破壊ダッシュ。(長ぇ
「よぉ巧!」
玄関で呆然としていると野郎が戻ってきた。
「ドア買い換えなきゃな〜♪」
そういう状況にしたのは誰だ。
「何しにきたんすか?」
「豆まき」
俺ン家で?!
「ホラ、ユウ君も連れてきたし、」
「暁葉さんの後ろから出てきたユウ君。
ユウ君連れてきたら許されると思ってんのかコイツ。
「あ〜暁葉さんとユウ君だ〜!」
「よぉアン」
「今日は節分だよ〜」
「うん、やりに来た。」
「早速やりますか〜」
その時何かが出てきた。
「覚悟っ!アン!!」
そいつは天使に向かって丸いモノを投げつけた。(えっあれ爆弾っ?!
家の危険を真っ先に感じた俺は空に向かって弾き返した。
「やるな、お前」
「おい、天使。コイツ誰だ?
「あ、巧く〜んソイツほっといていいよ〜」
イヤイヤイヤ、爆弾持ってるし、しかも何か色んなトコから出してきたし、
んなのぶっ放されたら俺ン家ひとたまりも無ぇし、
「くらえ!!アン!」
「イヤーーー!!」
ドゴッ(いきなり入って来た危険人物が吹っ飛ばされた音)
バーン!(爆弾が空で爆発した音)
「よし!豆まきしよっか♪」
(コイツ怖えぇ。)
「じゃ鬼巧君ね〜」
ハイと満面の笑みで渡されたモノは鬼の衣装と紙の棍棒。あと鬼の仮面。
_____________________
_______________
着替えた俺は外に追い出された。
寒いんですけどコレ。
玄関で待っていると中から(本物の鬼っぽい)仁義無き人たちが出てきた。
「「「「鬼は外ーー!」」」
女だと思って油断しない方がいい。
マジで痛い。コレ。
特に暁葉さんとか顔が本気だし、
天使とか鉄砲に豆入れて飛ばしてくるし、
ユウ君は普通に投げてくれる。
って思ったら
「ユウ君!ナイフ投げの要領だ!」
ふざけんなー!
痛さ150%増し(当社比)
______________________
____________________
_______________
仁義無き豆まきは一日中続いたそうな。
そして次の日の巧君は四十度の熱を出し
体全体が腫れていたそうです。
_____________________
その後の鬼退治は皆さんのご想像にお任せします。
|