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Crazy Angel
作:琴月



第12話 ユウ君


 

 「結構寒ぃなおい。」

 「そ〜だね〜」

 天使は憑いてる人にしか見えないらしい。よってあんまし外で喋ると変人扱いされる。
 (憑いてるって悪霊かよ・・・まぁ悪霊みたいなモンだけど・・・)

 話はここまでにしておいて

 「ねぇ!ココ何?」

 思ってるそばから

 「・・・保育園」

 聞こえないようにボソッと喋る。コイツといたくねぇ。

 「あ!巧じゃん!久しぶり〜」

 一緒に居たくない人ランキング一位来たー!

 暁葉さんはこの保育園で働いている。

 「あ、暁葉さんだ〜」

 「よぉ巧!そっちはアンちゃんだっけ?」

 暁葉さんはコイツが見える。霊感強い訳でもないけど見える。(霊感関係ないらしい)
 そう!憑いてる人以外に見えるのはおかしい!
 
 ボソッ「・・・変人確定!」

 「アンちゃん、この人やっと自覚したみたいだよ」

 「そーっすね」

 「俺は違ぇ!変人はてめぇだ!」

 「あぁ?てめぇ誰に向かってそんな口たたいてんの?」

 あぁ。見える。目の前の女の人の背後に「鬼」が・・・

 「あ、えと。すんません。」

 「それでいい」

 ん?鬼は消えたけどもう一個・・・子供ーー!?
 怯えてるし!メッチャ怯えてるし!

 「あ、君だいじょぶ〜?」

 天使も今気づいたのか声をかける。

 泣いちゃった。

 ? 待って?何か持ってる。
 ナイフー?!

 園児がナイフをめちゃくちゃに投げ飛ばしながら(でもなんか投げ方メッチャうまい)
 泣きじゃくる。
 
 天使がなだめる。そしてあやす。

 「暁葉さん、あの子何でナイフなんか?」

 「あ〜あの子の親ちょっと大きい組のリーダーなんだって〜そんで親に貰ったらしい」

 待て待て待て

 「いや〜でもあたしその親と知り合いでさ〜そんで投げ方を伝授してたって訳」

 何考えてんだこの人

 「暁葉さ〜んこの子可愛いね〜」

 例の子(男)を抱っこしてこっちにほほえむ天使。

 男の子も天使のことを気に入った様子だ。

 「だろ?これから公園でもいくか?」

 「うん!」

 そこで俺は気付いた。
 天使が触ってる。
 男の子も見えてる。

 え?何?子供にだけ見えるとか?そんなメルヘンな!
 イヤでもまて。前公園言った時、あいつがブランコこいでて乗ろうとしてた子
 「ポルターガイストー!」っつって逃げてたな

 何あの子!

 _________________

 _____________

 ________

 男の子はユウと言うらしい。

 「ユウ君と歌謡うから聞いて〜!」

 「おねぇちゃんに歌教えてもらったー」

 天使達はかなり仲が良くなったようだ。

 何の承諾も無しに謡い始めたガキ共。

 天使が先に謡い始めた。カノン形式らしい。

 ♪「ある日」

 「ある日」

 「森の中」

 「森の中」

 森のクマさんらしい。

 「クマさんに」

 「クマさんに」

 「出会った」

 「出会った」

 「「花咲く森の道クマさんにであった」」

 まともに謡ってる。

 「クマさんの」

 「クマさんの」

 「いうことにゃ」

 「いうことにゃ」

 「お嬢さん」

 「お嬢さん」

 「お逃げなさい」

 「お逃げなさい」

 「「スタコラサッサッサノーサースタコラサッサッサノーサー」」

 「ところが」
 
 「ところが」

 「クマさんが」

 「クマさんが」

 「後から」

 「後から」

 「ついてくる」

 「ストーカー?」

 え?

 「「トコトコトコトコとトコトコトコトコと」」

 「お嬢さん」

 「お嬢さん」

 「お待ちなさい」

 「お待ちなさい」

 「ちょっと」

 「ちょっと」

 「落とし物」

 「落とし物」
 
 「「黒い血が付いた大きな出刃包丁」」

 待て待て待て

 「あらクマさん」

 「あらクマさん」

 「ありがとう」

 「ありがとう」

 「お礼に」

 「お礼に」

 「殺しましょう」

 「「てめぇは俺の晩飯だコラ」」←棒読み

 「てめぇ幼児に何教えてやがる!」

 無理矢理引きずって帰りました。





 
 


グロイ森のクマさんを幼児に教える天使っていうネタを前話からかきたかったです。






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