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作者「運命の出会い編最終話です。」遠地「そんな題名ついてっけ?」日進「ついてましたよ。」市丸「ついてたな。」木村「ついてたな。」遠地「じゃあ、知らないの俺だけ?」全員「(こっくり)」遠地「……うわーー」 全員(哀れだな。) 訂正・前作の前書きの(たおち)は(とおち)の間違いです。
別れと約束
1月6日 午前10時
「わぁー♪」
まだ正月の雰囲気を残す商店街。
この時間帯だとお店も開いてだんだん賑やかになってくる。


学校で校長と教官、日進達に別れの挨拶をして出てきた。
そして、約束どうり今町の方を見ている2人。
「なんか、いい物有るかしら?」
「お金、持って来ていたんですか?」
「ええ、上手く抜け出して町を回ろうと思ってたから」
「はぁ……」
けど、貴方のせいで抜け出せなかったわよ、と心の中でうれしそうに呟くマリーダだった。
「さて、どこから回り……」
「福本君!!」
そう呼ばれ、そちらを向くと1人の男が走ってこちらに向かってくる。
「町内会長……」
「いやー、もうそろそろ来るんじゃあないかと思ってたら、べっぴんさん連れて♪今から家に来い!!」
そして、無理やり連れて行かれた2人だった。



そこは、八百屋だった。
しかし、何故か、人だかりができている。
「へぇー、そうだったですか?」
何故か、町内会長とその奥さん、そのとりまき達と会話が弾むマリーダ。
「じゃあ、福本君が有名なのは……」
「そう、去年の夏祭りに出てくれたからだよ。」
「いやー、去年は大いに盛り上がった。」
「マリーダもうそろそろ……」
「あ、もうちょっとここで話しとく」
「じゃあ、外出とくね」
と、言い外に出て行く福本。 実はめちゃくちゃ恥ずかしかったのだ。



「じゃあ、皆さんまた」
「おう、また来てくれ、何時でも歓迎するから」
「はい♪」
タクシーに乗り込む2人。 町内会の人達が手をふって見送ってくれた。



空港に着くと、旅客機はまだエンジンをかけておらず待機状態であった。
「じゃあ、ありがとう、案内してくれて」
「いえいえ、当たり前ですから」
「………」 「………」
言葉が2人とも続かない。 言いたい事はある。
しかし、恥ずかしいし、もどかしくもあった。
「じゃあ、そろそろ……!!」行こうとする彼女の右手を福本が掴む。
そして懐から何かを取り出す。
「ハンカチ?」
「…もう会えないかも知れないから…」
神戸士官学校に来るかわ本人次第だから、行きたくないと言えばそれまでだ。
ちなみに、ハンカチは先ほどの商店街でマリーダが話しに夢中になっている時に買ったのだ。
「……そんな事ありません」
「え?」
「学校も商店街も……福本君も気に入ってしまって……」
「!!」
「だから、絶対に来ます!」
「……解りました、じゃあハンカチは約束のしるしと言う事で」
「はい」





機体が飛び立っていく。
福本は敬礼を、マリーダは手をふって。
お互い見えなくなるまで。そして、胸に破れぬ約束を抱きながら。





次号へ
遠地「この野郎〜」作者「仕方ないじゃありませんか設定なんですから。」福本「………」遠地「設定てもうらやましい〜」作者「大丈夫です。ちゃんと遠地君にも彼女の設定してますから。」遠地「ラッキー」市丸「ところで、次はどんな話しにするんだ。」作者「予定どうり(あの事件)を取りあげます。」遠地「(あの事件)て何?」作者「ヒント、日本史の年代の1936年の出来事のところを見てください。」日進「それでは皆さんご意見ご感想をお待ちしております。」遠地「よし、さっそく作者の資料集借りて調べよう。」作者「ご自由に。」


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