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親善測量航行 1
6月4日


よく晴れた南太平洋の海を二隻の戦艦、二隻の空母、一隻の巡洋艦、数隻の駆逐艦がゆっくりと航行していた。
なお、ゆっくりと航行している理由は2つ。
1つは真ん中にいる測量船に合わせて航行している事。
そして、もう1つは……

戦艦薩摩 艦橋

ウェールズ
「これが……日本の戦艦と空母ですか…。」

シャルロット
「これに比べたらモンブランなんか小船ね。」


ウェールズ&シャルロットダリア・エステロール連合王国国王夫妻が薩摩の艦橋に居た。
2人はつい3日前、第七艦隊が到着した6月1日に結婚したばかりだ。
そんな2人の初仕事がこれだった。

マリーダ
「楽しんでる、2人共?」

シャルロット
「あ、マリーダ久しぶりね。」

ウェールズ
「お久しぶりです。マリーダさん。」

マリーダ
「うん、2年ぶりね。」

シャルロット
「約2年だけどね…会えて嬉しいわ。」

ウェールズ
「そう言えば君のパートナーの福本少佐…じゃあなかった福本少将は何処に?」

マリーダ
「言って信じて貰えるか判んないけど……艦魂同士の交流中かな…。」



薩摩艦内 会議室


「は、初めまして! ダリア・エステロール連合王国海軍旗艦、重巡洋艦モンブランです。全艦魂に代わりあなた方を歓迎致します!」

薩摩
「大日本帝国海軍第七艦隊旗艦、戦艦薩摩です。歓迎ありがとうございます。」

その時、会議室の扉が開いた。

福本
「2人共、自己紹介は終わった?」

薩摩
「はい、終わりました。」

モンブラン
「えーと……どなたですか?」

福本
「おっと、すまない。紹介がまだだったね。大日本帝国海軍第七艦隊司令長官、福本大介少将だ。」

モンブラン
「福本…大介……あ! し、失礼しました! 2年前に我らの国王夫妻を助けて下さったお方なのに…」

福本
「そんな、大層に言うことじゃ無いのに……友達の危機を越権行為覚悟で助けただけなんだけどな…。」



ここでモンブランの説明。モンブランはモンブラン型重巡洋艦の一番艦である。モンブラン型は旧エステロール王国の造船所で建造された国産艦である。
と言っても日本、イギリス、ドイツの技術援助が有って完成したため、準国産艦と言わざるおえないが…。データは以下の通り。

基準排水量 12000トン
最大排水量 17000トン
全長    200m
幅     19m
最大速   33ノット
航続距離  14ノットで8000海里

武装
20,3センチ50口径三連装砲×3基
53センチ三連装魚雷発射管×4基
12,7センチ50口径連装高角砲×6基
40ミリ連装機銃×4基
25ミリ連装機銃×14基
水偵×2機

船体は高雄型重巡洋艦をモデルにし、三連装主砲を採用、弾薬庫などのスペースを縮小し、主に防御面を重視している。



マリーダ
「大介。居る〜?」

福本
「居るけど…、おやおや。」

会議室の扉を開けると入って来たのは……

シャルロット
「お久しぶりです。福本さん。」

ウェールズ
「久しぶりだな。福本少将」

福本
「2人共、結婚おめでとう。で、何しに来たの?」

シャルロット
「マリーダから、聴いたんですけど、今艦魂達同士で挨拶してるって言ったんで見に来たんですが……」

そう言ってキョロキョロと部屋を見回す。
予想はしていたが、どうやら見えないらしい。

福本
「あの〜、見えますか?」

シャルロット
「いいえ…」

福本
「え〜と、筆談なら話せるかもしれませんよ。」

そう言って、福本はモンブランに紙と鉛筆を渡す。
2人は何も無い空中に紙と鉛筆が浮かんでいる事に驚いている。

そして、書き終わった紙を見た瞬間、ついついニンマリしてしまった。
その紙を2人に渡す。
その紙には……

『結婚おめでとうございます。 モンブラン』



艦魂紹介

モンブラン

モンブラン型重巡洋艦の一番艦。
ダリア・エステロール連合王国海軍初の一万トン艦。現在は連合王国海軍旗艦。慣れてない長官職に悪戦苦闘中。

好き 人の幸せそうな顔 ダリア・エステロール連合王国

嫌い 慣れない長官職



次号へ
戦鷹「作者に質問。モンブランのネタ元は?」作者「Ζガンダムのサラミス改巡洋艦(エゥーゴ所属)がネタ元。」勇鷹「なーんだ、お菓子のモンブランがネタ元かと思った。」作者「……次号はちょっと大変なことになります。ご意見ご感想をお待ちしております。」


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