イギリス・ドイツからこんにちは
5月12日 旅順軍港
ヨーロッパでの戦乱はソ連・ポーランド国境で膠着状態になったままだ。
日本は中立の為、平和ではあるがいつ巻き込まれてもおかしくない。
そんな中、独立機動艦隊の建造本拠地である旅順軍港では……
福本
「そうですか、来月には完成しますか!」
技術士官
「はい、来月の初旬には空母二隻が完成、順次独立機動艦隊配属艦が完成する予定です。」
マリーダ
「そうかですか……あ!大介、時間よ。」
福本
「え、あ、本当だね。行こう。」
大連
旅順軍港の近くにある街で現在は国際工業都市である。
主にイギリス・ドイツの工作機械、航空機、通信機器などの会社や工場が進出していたが、アメリカのフォード社が工場を進出させていた。
空港も整備され大連国際空港として機能していた。
大連国際空港
遠地
「後何分?」
千歳
「後10分。」
福田
「そう言えば先輩。いつの間にイギリスとドイツに人材派遣を頼んだんです?」
福本
「頼んだのは去年の12月初旬。イギリスやドイツから学ぶのは何も技術だけじゃない。戦術や戦法にも学ぶものがあるからね。」
沖田
「それなら、経験者を呼んで来た方が良い、と。」
福本
「ま、そう言う事だ。」
シンガポール発の旅客機からぞろぞろと乗客が出てくるが、なかなか目的の一団が出てこない。
最後の方になって出て来た一団が目的の一団だったので、すぐに向かった。
待ち合いロビーで目的の一団を見つけたと同時に向こうも気が付いた様だ。
福本
「君達がイギリス・ドイツが派遣将校だね?」
「はい、そうですが…失礼ですが、あなた方は?」
沖田
「これは失礼。君達の派遣先、第七艦隊の者だ。」
「あ、すみません。」
マリーダ
「ま、こんな所で集団で立ち話もなんだし、出張所に行きましょ。」
旅順軍港 第七艦隊出張所
千歳
「それでは皆さん自己紹介をお願いします。」
「イギリス海軍より参りました、元駆逐艦艦長アンナ・ラディアです。」
「同じく海軍より参りました、元駆逐艦副長のメアリ・サーストンです。」
「同じく軍より参りました、ヴィルヘルム・フレーザーです。」
「イギリス空軍より参りました、アリソン・フェアリーです。」
「ドイツ海軍より参りました、ニーナ・シュトルベスです。」
「ドイツ空軍より参りました、クレア・ブリュンヒルデです。」
「ドイツ陸軍より参りました、フェルディナント・クレッチマーです。」
マリーダ
「以上、男性士官二名に、女性士官五名です。」
福本
「ありがとう、マリーダ。え〜、こんなできたてな艦隊ですが、よろしくお願いします。」
次号へ
薩摩「また増えたわね。」土佐「しかも、男女のあの差は何なんですか?」作者「設定なんでお答えできません。当分は彼らの紹介になります。」薩摩「ご意見ご感想をお待ちしております。」
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