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新型戦艦編入
4月15日 呉軍港

この日、呉の街はいつも以上に活気ずいていた。
まず人間の数が違う。
海軍関係者だけでなく、政府関係者、陸軍高官、メディア、見物人などでごった返していた。
なぜ、これ程人が多いのか?
それは今日、新型艦の公開日だからだ。



戦艦長門 上甲板

陸奥
「ううー、緊張するよ〜。」

長門
「ふふふ、そうね。陸奥とっては始めての妹だからね。」

金剛
「私はもう慣れてしまったわ。」

扶桑
「ま、私は可愛ければどうでもいいけどねー。」

山城
「姉上、涎が垂れてますよ。」

榛名
「福本君、どんな妹連れて来るのかなー。」



同長門艦橋

明子天皇
「山本長官、後どれぐらいですか?」

山本長官
「もうそろそろ視認できるはず…。」

見張りの兵士
「あ、見えました!10時の方向です!」

見張りの声を聞き、双眼鏡を向けると、駆逐艦に先導されて二隻の戦艦が巡航速度で進入するところだった。



見張りの兵士
「戦艦長門以下、連合艦隊を視認しました。」

ラフィール
「判りました。そのまま監視を続けてください。」

見張りの兵士
「了解。」

ラフィール
「副長。司令に報告を。」

ジント
「了解。」



作戦室

ジント
「失礼します。司令、呉に到着しました。」

福本
「わかった。今行くよ。」

マリーダ
「じゃあ2人共、後でね。」



戦艦長門から10メートル程のところに停止した二隻に長門から内火艇が出され、福本達が乗る一番艦に乗り込む。

明子天皇
「皆さん、お久しぶりですね。」

福本
「お久しぶりです。陛下。」

マリーダ
「お元気で何よりです。」

明子天皇
「皆さんもお元気そうですね。」

山本長官
「福本。皆様に艦の紹介を。」

福本
「はい。ラフィール、ジント。皆様に説明を。」

ちなみに、この時乗り移ったのは明子天皇、宇垣首相、永田参謀総長、石原航空本部長、米内海軍大臣など一部の人間。

この時説明された性能データは以下の通り

常備排水量 5,2000トン
満載排水量 5,8000トン
船体全長  238,6m
船体幅 36,8m
速力    33ノット
航続距離  18ノットで12000海里

兵装
主砲
17インチ(43センチ)45口径連装砲×5基(10門)

副砲
6インチ(15センチ)50口径単装砲×16基(ケースメント方式)

高角砲
5インチ(12,7センチ)45口径連装高角砲×18基

機銃
40ミリ4連装×10基
   連装×10基
25ミリ3連装×18基
   連装×44基



天皇陛下達の案内を艦長と副長のラフィールとジントに任せた(丸投げしたのではなく、天皇の希望)2人は第一主砲と第二主砲のある前甲板に向かうと、長門達艦魂が集まっていた。

長門
「福本さん、みんな集まっていますよ。」

扶桑
「なんでもいいから新しい艦魂を見せなさーい。」

山城
「姉上、涎を拭きましょう。これでは福本殿が紹介出来ません。」

福本
「あの〜、呼びますよ〜。じゃあ、2人共出て来て良いよ〜。」

その時、彼女達の前が光り輝き、光は人の形になって少女が2人現れた。

マリーダ
「はい、2人共。自己紹介。」


「はい、薩摩型戦艦の一番艦、薩摩です。」


「お、同じく薩摩型戦艦の二番艦、土佐です。」

艦魂全員
「……え!!!」

驚く艦魂達の中で1人だけ驚かない艦魂がいた。

加賀
「と……さ?」

心を閉ざしいつも無口で暗いメガネ子の加賀が夢遊病者のようにフラフラと艦魂達を避けながら土佐に近づく。

土佐
「???」

加賀
「ねぇ…あなたの…名前…土佐…と言うの?」

土佐
「あ、はい!土佐と言います。」

土佐が答えると、加賀は右手をそっと顔に添える。

土佐
「はわわわ!?!あ…あの…」

加賀
「お姉ちゃんに…土佐お姉ちゃん…似てる…似てるよ…。」

そのまま加賀は抱きつき土佐の胸で大粒の涙を流して泣き始めた……



土佐
「あの……」

福本
「そのまま泣かせてあげな…。きみのお姉ちゃんなんだから。」

土佐
「はい…。」

長門
「ちょっと大変な事になったけど、連合艦隊旗艦の私長門が全艦魂に代わり、あなた達の連合艦隊入りを歓迎します。」

薩摩
「はい!これからよろしくお願いいたします。」

土佐
「お手柔らかにお願いいたします。」

比叡
「よし、これから飲もう。」

福本
「ダメ。今日はダメです。」

比叡
「なにー!何でだ?」

福本
「作者から止められてるんです。その代わり次号にたっぷり騒がせますから。」

比叡
「ううー、わかった。今日は我慢する。」

金剛
「ところで何で作者が止めたんだ?」

マリーダ
「それは後書き解ります。」





次号へ
作者「作中で宴会を止めた理由はですがね。」比叡「ああ、なんでだ?」作者「オリジナルキャラも出た事だし、極上艦魂会にも入った事だしそろそろ他の先生方の登場人物を招待しようかと思いまして。」山城「そうだな、いいかもしれない。」作者「てな訳で、他作品の登場人物を呼ぶことにしました。誰が出るかはお楽しみに。」愛宕「ご意見ご感想をお待ちしております。」


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