作者「今回は神戸士官学校がなぜ設立されたのかをかいつまんで説明します。」日進「予定通り新キャラも出ます。お楽しみに。」
神戸海軍士官学校の設立
タクシー車内
「えーと……」
「なんですか?」
福本はマリーダを待たせていたタクシーに乗り込ませ士官学校へと向かっていた。
「名前のことなんですが……」
「名前?」
「言いずらいというか、長いから、そのー…」
「だから?」
「…マリーダ、でいいかな?」
「ええ、いいわよ♪」
マリーダはその申し出に喜んで承諾した。
なぜ、彼女がその申し出を承諾したかと言うと、彼女の家が貴族でも上級貴族のため、あの言いにくい名前をいつも呼ばれていたので普通のようにマリーダと、呼ばれてみたいと思っていたからだ。(なお、この事は在学中に福本逹に話ことになる。)
そして、車は士官学校へと向かっていく。
神戸海軍士官学校
この士官学校は昭和10年に開校した学校だ。
第一次大戦に日本陸海軍はヨーロッパに士官を送り、新兵器と総力戦視察をすることにした。
これは、もし日本が戦争をする時の参考にするためだ。
この時、日露戦争の時と同じく士官不足に陥る可能性があると、報告も見受けられた。
余談だが、潜水艦と通商破壊とその防御方法の研究提案もされている。
しかし、昭和に入るまでこういった報告や提案は忘却され、日を見ることはなかった。
昭和に入り、1930(昭和5)年ロンドン海軍軍縮会議の報告において、報告資料の中に前記の報告・提案書が混ざっており、たちまち天皇の目に止まり、士官を増やすため神戸海軍士官学校設立となった。
「前方と右側は校舎、左側にあるいは寮になっています。」
到着後、すぐさまマリーダの荷物を持ち、案内を始める福本。
「どうしますか?先に荷物を置いて校舎を見ますか?」
「いいえ、このまま校舎を見ようと思うけど。」
「いいですよ。じゃあ行きましょう。」
と向かおうとすると、2人の人物が話ながらこちらに向かってくる。
「あ、遠地〜、市丸教官」
「あ、福本」
「おお、福本君か」
「どうも、教官おはようございます」
「うん、おはよう。ところでその子は?」
「はい、実は……」
ここで転学のことと、マリーダのことを紹介する。
「そうか…おっと失礼、私はこの学校の航空教官の市丸だ」
「砲術科の遠地です。よろしく」
「こちらこそよろしく」
「おっと、校長に連れてくるよう言われいますので」
「ああ、またあとで」
「それでは失礼します」
福本とマリーダは校舎に向かっていった。
次号へ
作者「新キャラの遠地君と市丸教官です。」遠地「福本に言われて来たけどなんで?」作者「だって準レギュラーだもん。」市丸「ほー、ところで私は?」作者「教官はこの後も2人と遠地君とは付き合いが長いですから。」遠地「え、そうなの?」作者「はい。」 市丸「ふむ、なら栄光なことだな。」作者「さて、2人の学校案内編は続きます。」市丸「それでは読者諸君。」遠地「次号をお楽しみに、ご意見・ご感想もお待ちしています。」
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