感想で指摘してくださったので訂正いたします。『2人の亡命者』でマリーダの階級が少佐となっていましたが正しくは中佐です。
普通の生活
10月1日 早朝 戦艦長門 上甲板
福本
「うーん…」
なぜか日が昇る前に目が覚めた為、眠気覚ましに上甲板に出た福本。
年の後半に入ったせいか寒いかな?、と思うようになってきた。
山城
「おや、福本殿。お早いですな。」
福本
「おはようございます、山城さん。朝練ですか?」
山城
「いや、朝日を見るのが日課でして…、こうやって1日の集中力を養ってるんです。」
福本
「そうなんですか。その格好だからてっきり朝練かと…。」
ちなみに、今の山城の格好は白の胴着に黒の袴。
山城
「あ、これは寝間着です。」
福本
「寝間着ですか。」
山城
「そうです。ところで福本殿は体を動かさないのですか?」
福本
「動かしたいんですがね…。とくに軍刀の方は時々でも振っとかないとね。」
山城
「軍刀、持ってらっしゃるんですか?」
福本
「持ってますよ。今は部屋に置いてありますけど。じゃあ、もうそろそろ部屋に戻ります。」
山城
「あぁ、また後で。」
数時間後 福本の個室
福本
「すみません、手伝ってもらって。」
愛宕
「あぁ、いいのいいの。勝手に手伝ってるだけだから。」
榛名
「私もです。」
マリーダ
「けど、いったいどうゆう風の吹き回し?」
福本
「明日は上陸日だから、今の内に片付けておけば、ゆっくり出来るからね。」
マリーダ
「それだけの理由で?」
福本
「うん。」
マリーダ
「はぁ〜。m(__)m」
日向
「福本君、外行くの〜?」
福本
「えぇ、外に行きますよ。」
日向
「じゃあ、私も行く。」
愛宕
「日向さん!」
榛名
「日向ちゃん!」
日向
「別にいいじゃん。あぁ、そうだ。皆で行こう♪」
福本
「それは、良いかもしれませんね。」
マリーダ
「まあ、別にいいけど。」
愛宕・榛名
「「ちょ、2人共!」」
コンコン
福本
「どうぞー。」
ガチャ
山城
「失礼するぞ……なにをやっておる、お主ら?」
福本
「皆に僕の仕事を手伝ってもらっていました。」
山城
「何の仕事を?」
マリーダ
「これよ。」
そう言ってマリーダが渡した紙の束の上にこう書いてあった。
『開発及び改良提案書』
マリーダ
「福本が今度出す提案書よ。今それをまとめるのを手伝ってもらってたの。」
山城
「そうか。」
榛名・愛宕
「「山城さん!、日向ちゃんを止めてください。」」
山城
「どうした、2人して。」
榛名
「日向ちゃんが明日の上陸日に福本君とマリーダさんに付いて行くて、言ってるんです。」
愛宕
「だから、止めてください。」
2人は確信していた。
自分達がいくら言っても聞かない日向も、山城さんなら聞くだろうと。
しかし……
山城
「別にいいではないか。しかも丁度私も久々に外に出てみたいと、思っていたところだ。」
日向
「さすが、山城お姉ちゃん。話がわかる。」
福本
「じゃあ、明日は皆ででかけましょうか。」
マリーダ
「その前にこれ終わらせよ。」
山城
「大変そうだな。私も手伝おうかな。」
福本
「ありがとうございます。」
次号へ
作者「次号は上陸日です。お楽しみに。ご意見ご感想をお待ちしております。」
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。