え〜、頑張って似る様にしたけど……難しい。
あと、規定に触れないように頑張ったけど……大丈夫かな?
400話直前記念号『相容れれぬ思想』
福本
「なんでこうなるかね〜?」
マリーダ
「さあ?」
白い霧の中を福本とマリーダは歩いていた。
マリーダ
「まあ、今回だって、作者の都合なんだし〜」
福本
「……そうだね」
なにせ、久し振りにゆっくり寝れる!……と思ってベットに飛び込んだ……ここまでは憶えている。
そして………朝、起きてみると周りは霧だわ、隣にマリーダが半裸でスヤスヤ寝てて嬉しいシチュエーションだったわ!(……何を言わせてるんだよ!)……朝から騒がしかった。
そして、よく見てみると、ベットの近くにあった机に着替えの軍服とメモが一枚。
内容……「艦魂界初の試みだけど……会談、頑張ってね! by作者」
……ふざけんじゃねえよ!なに人の時間を事前説明も無い事に費やさなきゃならないんだ!!
福本
「…なんて言えないんだよな…」
マリーダ
「あ〜ぁ、せっかくティファニーで買い物しようと思ってたのに〜」
福本
「ティファニーって…アメリカだぞ?」
どうやって、(設定上)黒海にいる人間がアメリカで買い物が出来るんだ?
………なんて会話を交わしつつ、どこぞの応接室を思わせるソファーとテーブルのある空間…未だ霧の中だが…で作者が呼んだ人物を待つ。
マリーダ
「今回は誰が来るの?」
福本
「さあ……ただ、頑張ってこい、としか書いてなかったからな」
……普段なら普通に公表して、全員で迎えるのだが……。
その時、艦魂が転移する時特有の光が見えた。
そして………転移してきたのは……
福本
「……嘘…だろう?」
あまりの人物に大抵の場合、こんな事を言わない福本も口から出てしまう。
「……まさか、新米士官の福本とマリーダとは…」
相手の正体は………
マリーダ
「あなただったのね…エリーゼ」
独立機動艦隊『紀伊』で日本軍の敵であるドイツ軍機動戦艦艦魂の1人……エリーゼだった。
福本
「自信は無いが、どうぞ」
エリーゼ
「いただきます」
近くにあった台所から紅茶を入れてエリーゼに渡した。
しかし、返事の言葉はどこか無機質。さすが、うちの艦魂達から『氷の艦魂』等と呼ばれるだけある。
しかし、同時に作品の艦魂(特に日本艦)達からは、作品が違うが、帝国海軍が苦戦している事と、やり方の不味さで印象が悪いのも事実だ。
多分、そこら辺を考慮して、作者は密会の様な形にしたのだろう。
……作者には恐れいる。
エリーゼ
「まさか、敵の艦魂と会うとわ思いませんでしたか?」
福本
「えぇ。今朝、知りましたので……そちらはどうですか?」
エリーゼ
「草薙を介して無記名で招待状が届きましたので、誰に会うかも知りませんでした」
………結局、お互いに知らなかったわけだ。
さて、本来ならこれからの向こう側の作戦を探りたいところだが、エリーゼが察知させる訳が無いし、本編に影響が出るから訊いても無駄だろう。
マリーダ
「ねぇ、エリーゼ。1つ相談なんだけど…」
エリーゼ
「なんですか?」
相変わらず感情の変化が無い無機質な声。
マリーダ
「スターリンの馬鹿、どうやって殺そうかしら?」
ズルッ!
福本
「マリーダ……なんでその話になるの?」
滑りながら、空かさずツッコミを入れる福本。
マリーダ
「いいじゃない。作者もどうするか考えてるんだし」
……だからと言って、なぜここで……
エリーゼ
「…草薙を介して幾つか案を送りましょう」
福本
「…いいのかよ」
エリーゼ
「罰です」
……簡単明瞭な答えで。
マリーダ
「さて、そんな話は置いといて…」
福本
「置いとくのかよ」
自分から話を振っといて?
マリーダ
「今も時々考えるけど、やっぱり、フレドリクのやり方は賛成出来ないわね」
福本
「……その話か」
……当事者の1人がいるんだぞ、おい。
しかも、温度が少しつづ下がってるぞ。
マリーダ
「奥さんの…シンシアさんだっけ? 満州でソ連軍に殺されて、フレドリクが復讐を選択したのは解るけど……明らかにやり過ぎね」
福本
「それは君の発言もだよ」
どんどん下がってるんだよ…温度が。
マリーダ
「それに、なんで大量虐殺する上に世界征服するかなんてもっと解らないわ。だいたい、ドイツによる世界征服が何年も続くとは思えない」
福本
「マリーダ……喧嘩うって無い?」
こっちはヒヤヒヤしてるんだけど……君とは同意見だけど。
エリーゼ
「1つお訊きしますが…」
その時のエリーゼの声は、福本にはとても冷たく感じた。
エリーゼ
「あなた方の世界は、あなた達によってソ連は崩壊するでしょう。ですが、アメリカ、イギリスは残ります。特にアメリカが現実世界のアメリカの様になる可能性がありますよ?」
福本
「確かに、ありますね。また、そんな野望を持つ国が現れかもしれない」
エリーゼ
「そんな国を出さない為に一国で世界を管理するのです」
福本
「…残念ながら、自分はそれは不可能だと思います。上手くは説明出来ませんが、国の意思を国民に浸透させるのでさえ難しいのに、それを世界規模となれば到底不可能だと思います」
エリーゼ
「……言いたいことはそれだけですか?」
福本
「はい」
エリーゼ
「……噂通り、甘い人達ですね」
チャキ
どこに隠していたのか拳銃を取り出した。
そして、銃口をマリーダに向けた。
エリーゼ
「何も知らないくせに勝手な事を言わないで下さい」
あの感情の無い無機質の声に…少し感情が入った。
エリーゼ
「…罰です」
パン!
銃声が響いた。
……が、マリーダは射たれていなかった。
なんと、エリーゼが撃った瞬間、福本は愛刀『大和の飛龍』を抜いて発射された拳銃弾を真っ二つにすると、勢いそのままに愛刀をエリーゼに突き付けた。
福本
「…ここは異空間ですからね。艦魂の武器が人に効くなら、その反対もあり得ますよね?」
そう言うと軍刀を鞘に収める。
福本
「確かに、我々は部外者ですから何も知りません。ただ、フレドリクが人としてやっている事が間違ってるとは解ります」
マリーダの無事を確認しながら言った。
エリーゼ
「不愉快です」
そう言うとくるりと福本とマリーダに背中を向けた。どうやら、帰るらしい。
エリーゼ
「……1つ、未確認情報ですが、教えておきましょう」
ふと、立ち止まったエリーゼが喋った。
エリーゼ
「草薙、伊東の大和などを中心とした変態連合が戦力を再編・拡大して何処かを襲う様です。信じるかはあなた達にまかせますが……それと、マリーダ」
マリーダ
「なに?」
エリーゼ
「……良い人がいて、よかったですね」
そう言うとエリーゼは転移した。
マリーダ
「……羨ましかったのかな?」
福本
「…まあ、人には色々あるからね〜」
次号へ
予告
敵変態連合宇宙艦隊接近ノ情報有リ。
全艦特定宙域集結シ、全力ヲモッテ此レヲ殲滅セヨ。指揮官ハ福本大介元帥ナリ……
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