新米士官
「鳩ポッポには何の期待もしていなかった。まあ、民主党に期待などしていなかったが……で、今度の菅談話で菅に失望と同時に即刻退陣しろと言いたくなった!」
福本
「いくら何でもあれはダメだろう……また、韓国政府が良いように使うな」
新米士官
「だいたい! まるで村山談話を出した時と状況一緒やん! まあ、阪神大震災の時に暢気にテレビ見て、国民を見殺しにした最低首相の村山やからやろうけどな!」
福本
「で、作者はどう…」
新米士官
「『日本国名誉毀損罪(仮称)』でも作って、菅も村山も民主も社民も国外追放にしてまえ!」
福本
「……では、本編をどうぞ…」
レニングラード攻略戦 3
ソ連軍から奪取した陣地の中で福本達は小休止をとっていた。
福本
「現状は?」
石田
「はい。鉄道と駅は確保完了。ドイツ軍部隊が守りを固めています。軍港では今だ抵抗が続いていますが、徐々に鎮静化しています」
マリーダ
「それで、飛行場の方は?」
石田
「それが…担当部隊からの連絡ですが、滑走路周辺で抵抗されて、苦戦しております」
福本
「滑走路周辺? どうゆう事だ?」
石田
「よくは…ただ、敵は滑走路周辺の防備を固めている事は確かです」
福本
「ヴィル、航空参謀としてどう見る?」
ヴィル
「飛行場の維持は解りますが、今や戦闘機はモスクワ、黒海方面に集中配備されている情報があります。ですから、維持する意味がありません」
マリーダ
「つまり、何かしらの意図がある?」
ヴィル
「断定はできませんがね」
福本
「…よし、交代して飛行場に向かおう。まずはそれからだ」
レニングラード ソ連軍飛行場
ソ連兵
「急げ! 敵はそこまで来ているぞ!」
急造の陣地で必死に滑走路周辺を確保するソ連軍。
そんな中、一機の大型機が引き出されていた。
ジューコフ元帥
「これが最後の大型機か?」
参謀
「はい。ペトリアコフPe-8四発爆撃機。前回の空襲により多数の同型機は殆ど地上破壊されましたが、これだけは無事でした」
ジューコフ元帥
「そうか…とにかく、今は脱出する事を優勢しよう」
発進準備の為、急いで整備兵達が整備を行っていた。
福本
「どうだ、現状は?」
石田
「はい。どうやらソ連軍は滑走路周辺に急造の陣地を作り滑走路のみを確保したい様です」
福本
「滑走路か……何がある?」
石田
「何もありませんよ?」
福本
「違う、敵の意図だ」
そう言いながら、双眼鏡で滑走路を見る。
ヴィル
「何か見えますか?」
福本
「いや、見えん」
しかし、福本の脳内では何かに対する警報が発せられていた。
何か…何かある。
放棄しても仕方無い滑走路を確保する事に何か意味がある……と。
この時、福本は普段なら腹這いになって見ているが、今回はそっちに気をとられ、中腰になっていた。
そして、双眼鏡からの視界の隅の大型機を認めた瞬間、いきなり視界が反転し、空を見ていた。
パーン!
次に気付いたのは銃声……ヴィルが使っている狙撃仕様38式歩兵銃の発砲音。
ようやく気が付いた。
狙ったか偶然かは解らないが、敵から狙撃されたのだ。
マリーダ
「ちょっと、ダイスケ! あなた死ぬつもり!?」
そして、もう1つ…首根っこを掴んで引き倒したのがマリーダだとゆう事も……
福本
「いや…そのつもりは……あぁ!」
慌て飛び起き、再び双眼鏡を覗くと……発進態勢に入る大型機が一機……
ヴィル
「あれは…報告書に書いた四発爆撃機です!」
福本
「なに……あ、くそ、そうか!」
石田
「どうしました!?」
福本
「あれにはこの方面軍司令官が乗っているんだ! だから、滑走路のみを確保しているんだ!」
ヴィル
「なるほど、だから、滑走路の周辺のみを確保したんですね」
マリーダ
「なら、一大チャンスね!」
福本
「その通り!」
石田
「元帥! 四発機が滑走を始めました!」
福本
「大島大尉、いま滑走している四発爆撃機を撃て!」
大島大尉
「え、滑走する航空機をですか!?」
……そんな命令、前代未聞である。
大沢
「大尉、躊躇ってる暇なんてありませんよ!」
マチルダ
「そうですわ! 男なら勝負しなさい!」
大島大尉
「おまえらな…小隊、目標滑走中の四発機、撃て!」
ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!
撃たれた砲弾の殆どは滑走路の向こうに着弾した。
だが、一発だけは滑走するペトリアコフPe-8の手前に着弾した。
爆風か、あるいは衝撃波か、または両方か……それは解らないが、バランスを崩したペトリアコフは引き込み脚を折って、滑走路脇に突っ込んだ。
福本
「……うそ!?」
マリーダ
「……奇跡かしら?」
石田
「……偶然とは言え…出来すぎです」
ヴィル
「……珍事ですね」
福本
「…って、こんな事やってる場合じゃない! あの四発機を確保する!」
ヴィル
「ですが、問題はあの防衛陣地ですよ?」
ピーガ〜…
長野連隊長
『こちら、長野。福本元帥、応援に参りました。陣地はお任せ下さい』
無線機から聞こえてきたのは応援に来た長野連隊長の声。
福本
「よし、陣地は応援に任せて四発機に向かうぞ!」
ソ連兵達も四発機が離陸を失敗しているのを知っているから、一部の部隊がペトリアコフに向かった。
しかし、向かったのは僅かな部隊で、後の部隊は長野連隊・宮崎師団の部隊と、これまた応援のドイツ軍部隊に挟撃され、防戦一方となった。
また、ペトリアコフに駆け付けた部隊も石田中隊、大島小隊の攻撃を受け足止めされる。
福本
「一個分隊は続け!」
福本が真っ先に飛び出し、マリーダ、ヴィル、一個分隊が続く。
旋回銃座からの攻撃も無く、ペトリアコフに接近する。
その時、搭乗口から2人の男が降りてきた。
先に降りた男が先頭にいた福本にトカレフを向けた。
パン!
狙っていた様だが、弾は頭をかすめ、何処かに飛んでいく。そのまま突っ走った福本は愛用軍刀『大和の飛龍』(福本命名)を抜き男に峰打ちを喰らわせる。
すると、後ろにいた男がトカレフを抜いたが、福本はそのまま軍刀を右手首に峰打ちを喰らわせ、トカレフを叩き落とす。
この時、遅れてやって来た一個分隊が男を包囲した。
ヴィル
「元帥! ジューコフです! ソ連軍のジューコフ元帥ですよ!」
顔を見たヴィルが男の正体を言った。
福本
「なるほどな。ヴィル、ロシア語で……まあ、適当に頼むわ」
次号へ
予告
敵将ジューコフを捕らえたものの、レニングラードは未だに落ちない。
しかし、福本が用意した驚きの秘策を実行する!?
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